【マジかよ】椅子は左から座るのがマナーって知ってた? その衝撃的な理由とは(その2)

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さて、このページを見ているということは、椅子の正しい座り方を知らないということになるが安心してほしい。私も知らなかったし、知らないということは恥ではないと思う。むしろ、認められるあなたは素晴らしい。もし、知っているという人はこの機会に復習していただければと思う。それでは以下が椅子の座り方だ。

・椅子の正しい座り方

1. 椅子を軽く引いて左側から入る(左足を前、次に右足を斜め前に出し両足をそろえる)
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2. 椅子と膝の間に5cmくらいの間隔をあけて立つ(片足を後ろに少し下げて、前を向きながらも椅子を確認しておくと良い)
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3. 体を前に傾けないように、静かに浅く腰をかける
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4. 両手で軽く椅子を押さえ、滑らせるように深く座る
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5. 男性:肩幅ほどに足を開き、手は太ももの上で軽く握るか、添える
女性:手を太ももの上で重ね、膝、かかとをつける
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──こんな椅子の座り方したことねェェェエエエ! そして、頭でわかっていても全然美しくできねーーーーーー!! いやはや、普段何気なく行っている動作ほど丁寧にすると難しいものである。そして、椅子に左から座る理由は以下の通り。

先生「右側はモノの上位にあたるため、椅子の右側に立つということはエラそうなイメージを相手に与えます。そのため、ビジネスマナーでは、左側から椅子に座ります」

至極マナーにのっとった納得の理由だった。「こんなに細かく決めることに意味あんの?」とめんどくさく思いがちなマナーだが、知らないと恥をかくこともある。だからって、大人になってしまうと今さら聞けないようなことも多い
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上司の前や他社とのやり取りのような大事な場面で、丁寧に振舞おうとして「そういえばコレってどうやるんだっけ……」と思った経験はないだろうか? もしあるなら、接遇について学んでみると意外な発見があるかもしれないぞ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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