【本人降臨】俳優のハリソン・フォードさんが「何でも聞いてくれ」と質問を受け付け! Q&A 45選がこれだ!!

Q31:ドキュメンタリー番組『 危険な時代に生きる』でインドネシアを訪れましたね。インドネシアの環境問題をどう思われますか?
A31:あの環境破壊の現場を見ても、ショックは受けなかった。なぜなら「コンサベーション・インターナショナル」という団体に20年以上参加していて、環境保護のために活動してきたからね。森林破壊問題や赤道ベルト上に集中する豊かな森林の重要性、インドネシアが直面している環境問題などについても学んできたんだ。

Q32:あなたは、インドネシア政府と会談を行った際に、ハッサン林業相を怒らせましたね。なぜですか?
A32:ハッサン林業相との会談は、インドネシアの森林破壊の現状を伝えるにあたりとても重要な機会だった。環境破壊は、インドネシアの人々の生活にも大きな脅威になっているからだ。

インドネシアの大統領が森林保護を打ち出す一方で、林業相は産業発展ばかりに関心を向けては、環境を破壊し温室効果ガスの排出を加速させていた。未来を良くしていく力があるにも関わらず、環境に悪いことしかしない。そんな人物の受け答えにイライラしてしまったんだ。

Q33:インドネシアはどうでしたか?
A33:料理がとても美味しかったよ! そして滞在中に起こった出来事も素晴らしかった。鮮やかで、興味深い土地だ。実際に自分の目で見て、文化に触れることが出来てとてもよかった。尊敬できる人々とも知り合えたしね。

Q34:ドキュメンタリー番組『 危険な時代に生きる』は、あなたにとってどれくらい大切なお仕事ですか?
A34:気候変動が我々の生活に与えるインパクトを、多くの人に知ってもらう素晴らしい番組だと思っているよ。近現代において、最大の脅威は気候変動だ。だから人々の関心を集めることができるこの番組は、俺にとって重要な場だ。番組を通じて、多くの素晴らしい人たちと知り合えて大変嬉しく思っている。

▼ドキュメンタリー番組『 危険な時代に生きる(Years of Living Dangerously)』

Q35:世界的に著名な生物学者、エドワード・オズボーン・ウィルソンさんとお知り合いですか?
A35:ウィルソン博士のことはよく知っているよ。何年も「コンサベーション・インターナショナル」の会議に一緒に出席している。彼のプロジェクトや仕事は大変興味深いし、その功績のスゴさだけでなく、彼自身もとっても魅力的な人物なんだ。

Q36:あなたの名前がついたアリとクモが存在しているそうですね。本当ですか?
A36:本当さ。先述のウィルソン博士が、俺の名前をアリにつけたんだ。同じくチョウにも俺の名前をつける話が持ち上がったけど、それは娘ジョージアにしてもらったんだ。そっちの方が似合っていると思ったからね。

Q37:ヘビについてどう思いますか?
A37:ヘビは好きだよ! 若い頃はボーイスカウトに所属していたんだけど、ヘビを集めて飼育するプロジェクトあったんだ。だからヘビのことは結構よく知っているし、素晴らしい生き物だと思っている。
(編集部注:インディアナ・ジョーンズはヘビ嫌いで有名。)

Q38:なぜ映画『カウボーイ & エイリアン』の出演を決めたんですか?
A38:昔からカウボーイの映画が好きだったんだ。でも最近ではカウボーイ映画も、めっきり少なくなってしまった。美しい砂漠を背景とした SF で、素晴らしい映画だったよ。

Q39:好きなチーズはなんですか?
A39:マンチェゴ・チーズ。

Q40:俳優になる前は、大工だったと聞いたことがあります。今でも何かを作ったりするんですか?
A40:そんな暇はなくなってしまったね。大工のスキルは、訓練しないと身につかないものだ。“俳優になる前は大工だった” っていうけど、俺は子供の頃から俳優になりたかったし、大工になる何年も前にすでに俳優として働いていたんだよ。

Q41:映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』に出演されましたね。撮影現場はどんな感じでしたか?
A41:俺が出演する場面の撮影は、1日で終わったんだ。あの第1作目がとても人気があったのも知っていたし、他の出演陣の有能さも認めていた。撮影自体はとても楽しかったよ。でも作品はまだ見ていないままだ。

▼映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』

Q42:お休みのときは、どうやって過ごすんですか?
A42:家にいて、子供たちと一緒に過ごす。

Q43:何かペットを飼っていますか?
A43:現在、2匹の犬とたくさんの魚を飼っているよ。ネコはもう何年も飼っていないな。でも俺はネコが好きなんだ。ネコはイイね。

Q44:今日の気分はいかがですか?
A44:金曜日は午前3時まで仕事をしていたから、本調子じゃない感じだ。まだ疲れが残っている。

Q45:俳優を志す人に向けて、何かアドバイスはありますか?
A45:やりがいを持って、挑戦すること、それだけだ。また「この世界で成功できるのは、一握りの人間だけ」と気持ちがくじけることもあるだろう。けれども、ほとんどの人間は途中で諦めるか、チャンスが巡ってくるまで耐えられない。だから、どうやったら諦めないでいられるか考えるんだ。

もしもその気持ちが本物で、演技に対する真の情熱を持っているなら、どうやったら生き残れるか考え、挑戦してみてほしい。

参照元:RedditFacebook(英語)
執筆:小千谷サチ
イラスト:稲葉翔子

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