【実録】迷惑メールが予知したロト6の当選番号を買い続けたらこうなった(その3)
tousenbangou

画像を見れば、もうお分かりだろう。なんと狩野も徹子も「1回前の当選番号」をメールしてきただけに過ぎなかったのだ! こんなの当たるはずねえ! いいや、どんな番号が出たとしても確率的には同じである。ロト6の当選確率は約600万分の1と言われているが、いつ抽選をしたとしても約600万分の1なことには変わらない。うぬぬ……!!

さらに徹子も狩野も、「数字だけのメール」においては、「次回分の当選番号です」とは言っていない。単に、「この前の当選番号はコレよ」と書いてきたに過ぎない……。仮に「当選番号はこれよ」と言っていたとしても、当選番号だったことには違いない。しかし……同じ番号が2回出るなんて……心情的に、ありえない!

karakuri

ちなみにロト6は1枚200円。狩野&徹子の1回目予知を10回分で、すでに4000円も使ってしまった。結果を見たら、当然ながらカスリともしなかった。机の上には、「前回の当選番号が10回分」という、何の役にも立たない紙切れがあるだけだ。

takarakujibarabara

だがしかし……だがしかし! ちょっと気になるのは徹子2回目の予知である【04】【09】【14】【24】【28】【35】の6セット。調べてみたところ、なんとこの6つの数字が全て揃う1等が出たことは、過去に一度もないことが判明したのだ!!

かろうじて当選したのは、第646回と341回における4等(数字が4つ同じ)が2回。そして、数字が3つ同じの5等が、15回あるだけだった。徹子が予知した【04】【09】【14】【24】【28】【35】は、まだ1等になっていない……。なんとなく、一度でも1等が出てしまった数字よりも “いつか当たりそう” な気がしてくる!!tetsukokuji

迷惑メール界の黒柳徹子さんは、どういう理論で、この6つの数字を導き出したのであろうか。おそらくテキトーに数字を選んだ……と私は思っている。そして、その「迷惑メール業者がテキトーに選んだ数字」こそが、イキな演出を好む神様……ロト神のイタズラによって、いつの日か1等になってしまう気がしてならないのだ。

私は信じる。2回目の徹子が予知した番号を、これからも買い続けようと思う。もしもその番号が当選したとして、買っている人間(口数)が私一人の “1” だったとしたら、「ざまあみやがれ!!」と笑いたい。きっと、信じるものは救われるはずだから。

Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
こちらもどうぞ → 『GO羽鳥の【実録】迷惑メールシリーズ