【海外の寿司店でメニューにあった「Tofu」をオーダーしたら何が出てきたでしょう?(その2)】
▼「Tofu」とは……
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▼油揚げ。すなわち、「いなり寿司」だったのだ!
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・変わった形のいなり寿司

ただし、日本のいなり寿司のように、油揚げがシャリを包んでいるのではなく、海苔にまかれてシャリの上にのっている。そのため形は変則的だが、具材はどこからどう見ても油揚げだ。

実際に食べてみると……油揚げにはしっかり甘い味がついている。見た目の違和感はハンパないものの、味は完全にいなり寿司であった。

・「Tofu = いなり寿司」はその店だけではない

確かに、豆腐も油揚げも元をたどれば同じ大豆である。とはいえ、「Tofu」が、まさかいなり寿司とは……。なお「いなり寿司」を「Tofu sushi」と呼ぶのは、私が訪れたその店だけではなく、どうやら海外の寿司店では少なくないようだ。

また「Tofu sushi」以外にも、「Teriyaki Tofu Sushi」「Sushi Pockets」「Football Sushi」など、「いなり寿司」には様々な呼び方があるらしい。

・スケベニンゲンの寿司店

ちなみに、その寿司店とはオランダ・スケベニンゲンにある日本食レストラン「Sumo Sushi & Grill Restaurant」。今までの何人もの日本人中学生を魅了し、ロケットニュース24で何度も取り上げた地区「スケベニンゲン」のレストランである。ということは……そのおいなりさんは……そう、スケベニンゲンのおいなりさんなのだ!

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もう一度その姿を拝んでみよう。ほどよい照り具合で、これ以上ないほどにシャリがむき出し。なかなかアグレッシブなおいなりさんだと言えるだろう。

・味はいける!

それはさておき、このお店は「Sumo Sushi」といういかにもネーミングだが、味はイケる! 「さすがにカウンターで食べる日本のお寿司には及ばないものの、100円台の格安回転寿司よりは格段に上」という印象であった。

他にも同店では、「sumo ロール」などの変わった寿司がある。それらのちょっと変わったお寿司の画像は最後のページで確認できるぞ!

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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