オランダのスケベニンゲンで「一番スケベな人」を探してみた / 出会ったのは “レベルが違う” 真のプロ!(その2)

・最初の手かがり

もしかして、彼がスケベなのだろうか? それとも、こんなフレーズを書いたノートを持っていたために、変なお誘いをしてくるのではないだろうか? 私は思わず目を伏せた。

「ここで探すよりも、コーヒーショップとかバーに行った方が見つかりやすいよ」

……え!? 男性は笑顔でそう言っている。……つまり、その男性自身がスケベというワケではなく、変なお誘いをするためでもなく、わざわざ教えてくれるために私に近づいて来たのである。なんて優しい人!

とにかく助かった! 男性のアドバイスを素直に聞き、私はコーヒーショップへ行ってみることにした。

・3つの場所を教えてもらう

コーヒーショップがどのような場所なのか? というネタは後日取り上げることにして、要点だけ言いたい。店内にいる人たちに聞くことで、3つのスケベ御用達スポット情報をゲットしたのだ。

・1つ目の場所は個室でトランプする店

3つの場所のうち、1つ目はいわゆる「飾り窓」と呼ばれるエリア。「飾り窓」といえば、オランダの首都・アムステルダムが有名だが、スケーベニンゲンがあるデン・ハーグにも小規模ながら存在する。「飾り窓が何なのか、全然分かりません」という人は、“女性と個室でトランプする店” くらいに理解しておけばOKだ。

そこで、私はそのエリアまで行ってみた。確かに、ここに通う人はバリバリの「スケベ」だろう。でも、でも……ガチ過ぎて掲載できない。それどころか、カメラを出すとヤバいことになりそうな雰囲気がプンプンしている。

ということで、トラブルを避けるため、そのエリアは撮影していない。ただ、「デン・ハーグHS駅」から歩いてすぐの場所にある、とだけ記しておこう。

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・2つ目はマフィアが運営!?

そして、2つ目は「M」という店。ここも「飾り窓地区」と同じように “女性とトランプ” する場所のようだが、やや激し目のトランプのようだ。飾り窓がババ抜きなら、「M」はスピード。しかも、コーヒーショップで聞いたところによると、店の運営にはマフィアが一枚噛んでいるとかなんとか。とにかく、撮影絶対不可! 殺されるわ!

何より、「飾り窓地区」も「M」もスケーベニンゲンに近い場所にあるが、厳密にはスケーベニンゲン区内ではない。だから、「スケーベニンゲンで一番スケベな人を探す」という本来の主旨からは逸れてしまう。

・条件を満たした3つ目の店

だがしかし! 3つ目の場所は、スケーベニンゲンの中という条件を完璧に満たしていた。さらに店のジャンル的にもギリギリで掲載できそう。これはいける! 教えてもらった2つの場所がガチ過ぎて途方に暮れていた私は、すぐにトラム(路面電車)に飛び乗った。

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やがて……見えてきたのだ。ピンク色に光る『erotic shop』(エロティック・ショップ)のネオンが!

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ようやくここまで辿り着いた。スケーベニンゲンで最高のスケベはこの中にいるはずだ。そう確信した私は店内に潜入。そこで……1人の紳士に出会ったのである。一体どんな人なのか? 次のページ(3ページ目)で明らかになるぞ。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.