【実録】死闘74分! 今度こそマジのマジで念願だった「LINE乗っ取り」と戦えた!! ジラしにジラして寝技に持ち込み相手はブチギレ爆発TKO(その2)
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ニセホリには「すぐコンビニ行ってきます!」と伝えてみたが、すでに1万円分のiTunesカードは持っている。つい先日の「戦おうと思ったら屍(しかばね)だった事件」のとき、ダッシュでコンビニに駆け込み購入したカードである。

しかし、リアリティを演出するため、しばしの時間を置いてから「買ってきました!」と返事してみた。するとニセホリは「買ったら番号を写真で送ってくれる。」と……これまたエラそうな口調で言ってきた。
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怒りをおさえて「写真ですね! わかりました!」と低姿勢に返事するも、今度は「はいよ。」と返してきた。人にお願いしておいて「はいよ。」とは……「はい」ならまだしも、「よ。」が余計だ! お前の日本語教師つれてこい!! 

・ついに JIRASHI 始動

こうなったら、もうやるしかないだろう。出すしかないだろう、ビッグウェーブを! 披露するしかないだろう、伝家の宝刀『JIRASHI(じらし)』の第一弾を……!! ということで、私は挨拶代わりの軽いジャブを、まずは10発打ち込んでみた。
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送信している最中なのに、ダダダダダッ……と写真の横に「既読」が付き始めた。つまり、ニセホリは私の連続写真を確認しているのだ。いいぞ、いいぞ……すべてのパンチがヒットしているぞ……! さらに続けてもう10発!!
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──そう! 『JIRASHI』とは、読んで字の如く “ジラす” ことを意味しており、第一段階では「単なるバカ」を演じるのが基本となる。まずは満面の笑みで「買ってきたよー!」と報告し、敵意がないことをアピールするのだ。
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さらに、相手は日本語が達者ではない。複雑な日本語を伝えても、きっと奴は理解できない。もっとも、私も中国語は得意ではない。ならば体全身を使っての、顔芸(かおげい)込みのスーパー・ボディー・ランゲージしか道はない!
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しかもだ。相手が求めているのは iTunesカードに記載されている「番号」であるが、相手は私のアホ写真の中に「もしかしたら番号が写っているのかも……」と考え始め、 “見たくもないGO羽鳥のステテコ姿” を凝視せざるを得ないのだ!!
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究極にして言語不要、史上最悪の視覚的拷問、それがLINE乗っ取り用の最終奥義『JIRASHI(じらし)』なのであるッ!! ……と、ひとりブツブツ言いながら盛り上がっていたら、ニセホリは予想外の1手を返してきた。
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iTunesカードの番号写真ではない。なんと……私のパンチを全て受け止め、まさかのクロスカウンターを放ってきたのである! ニセホリが繰り出した『掟破りの逆JIRASHI(おきてやぶりのぎゃくじらし)』、怒涛の反撃は次ページ(その3)で!!

Report:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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