食欲の秋だ! 秋刀魚にキノコに、食べたいものがいっぱいである。まずは手始めに、芋から攻めるとするか。

リアル芋も良いが、アイスも良いよね。ということで、2025年今こそ食べたい商品を3つ紹介する。メーカーによって芋系アイスは年ごとに、出たり出なかったりするため要チェックだぞ! 


・PARM(パルム) 安納芋

まずは、みんな大好き「「PARM(パルム)」だ。2005年に発売されてから今年で20周年。安納芋味(税別170円)は秋になると不定期で登場する。


記者も過去に何度か食べているが、味はもちろんのこと、食感がどことなく芋のようで完成度の高さに震える。

2025年版はさらに改良が加えられ、種子島産安納芋ペーストをアイスとソースにプラス。より、芋度をアップさせているようだ。


さっそく食べてみると、相変わらず桁(けた)違いの美味しさだ。安納芋アイスに安納芋ソースがスワール状に混ぜ込まれているので、何処を取っても芋芋芋。最後にパリッとしたホワイトチョコレートで、しっかり締めてくれている。


まったりとした舌触りに濃厚な芋の味は、まるで本物の芋をかじっているかの如くだ。過去作よりもよりねっとりとしている気がするのは、改良の結果だろうか。相変わらず、文句なしの1本だ。


・ミニストップ プレミアムソフト-モンブランキャラメリゼ –

ミニストップもこの時期は頻繁に、芋系のソフトを出してくれるのでありがたい。歴代の芋ソフトについて、公式サイトでまとめられているので興味があれば覗いてみてくれ。

2025年は茨城県産紅はるかを使用した「プレミアムソフト-モンブランキャラメリゼ -(税別490円)」が登場している。


ベースは紅はるかの優しい甘味が際立つソフトクリーム、周囲に紅はるかを配合したモンブランクリームをまとわせ、白練りごまを加えたキャラメリゼをトッピングしている。

同店のしぼりたてソフトクリームの美味しさについては、みなさんよくご存じだろう。本作もさすがの味わい深さだ。


紅はるかは安納芋ほどねっとりしておらず、スルスルと食べられてしまう。モンブランクリームがもったりとしていて濃厚なので、アイスとのバランスが良い。

また、かすかに漂うゴマの風味が良い働きをしている。香ばしさで全体を引き締めてくれ、よくある芋アイス(ソフト)とはちょっと違う特別感を演出しているのだ。


こちらもやはり、間違いのない美味しさである。

・おいももなか

そして最後は、おいももなかだ。1本売り(税別180円)と箱入り(4個入・税別550円)とあり、今回は箱入りを購入した。


こちらも紅はるかを使用。さつまいもあんをアイスで包んでいるのだが、何よりの特徴はその形だ。アイスを包み込むモナカ生地が赤紫色でゴツゴツしていて、まるで芋なのである。


初見であれば、その手があったかと思わず膝を打つこと請け合いだ。手に持ちかじると、その断面さえもがリアル芋っぽい。食感もほくほくしていて、これまた芋のよう。

噛むともちっとまろやかで、優しい芋の甘みで、もはや芋ってはじめからこんなのではなかったかしら? と錯覚するほどに、何処を取っても芋らしさに溢れている。


こんなに楽しい芋アイスは、おいももなかだけだと感じる。

以上、個人的に気に入ってる芋アイスを紹介してみたが、如何だっただろう。お気に入りの芋アイスは入っていただろうか。このほか、ルマンドアイスの「いもジェンヌ」も話題だ。

秋は始まったばかり。これからもまだ、芋系アイスは出てくるかもしれない。冬を迎えるまで、思う存分、芋アイスを楽しんでいきたい次第である。

執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.