朝食の充実ぶり・安定感が抜群のビジネスホテルといえばドーミーインだ。各施設に “ご当地メニュー” があり、コンセプトは「免疫力UP!」。大浴場や無料サービスはもちろん、朝食を目当てにドーミーインを選んでいる方もいるだろう。
今回私が訪れたのは『グローバルキャビン横浜中華街』。ドーミーインの快適さを気軽に味わえるキャビン型ホテルである。無料サービスや朝食は他のドーミーインと同じく超充実しているのに客室がカプセルやキャビンだから安いのだ!
前回は朝食を食べ忘れていたので今回はリベンジ。中華街ならではのメニューが好きなだけ食べられるらしい。メチャメチャ楽しみである!
・グローバルキャビン横浜中華街
グローバルキャビン横浜中華街は、みなとみらい線「元町中華街駅」の3番出口から徒歩約5分、JR根岸線「石川町駅」の中華街口から徒歩約6分の場所にある。中華街のパワースポット「関帝廟(かんていびょう)」の目の前だ。立地は良い。
ちなみに現在(2024年8月時点)、全国のドーミーインで「サウナチロル」を無料配布中。つまりこの日は、夜鳴きそば・アイス・ミネラルウォーター・乳酸菌飲料・チロルチョコ……と無料サービスの嵐が吹き荒れていた!
・朝食メニュー
さて、朝食会場は1階の「CAFÉ OASIS 横浜中華街店」。営業時間は7時から9時(最終受付8時45分)で料金は1300円だ。カフェ入口で客室番号を伝えたら入場できる仕組み。なお、11時から20時の間はコーヒーや軽食を提供している。
ドーミーインの朝食ビュッフェといえば1800円が相場。価格を抑えた分、選び放題というよりも厳選メニューが揃っている印象だった。
まずは「味めぐり小鉢横丁」で好みのものを選んでから、メイン料理を厨房で注文する。ご当地メニューはもちろん中華。
ご当地逸品料理の「あんかけフカヒレご飯(ラーメン)」をはじめ、麻婆豆腐や中華粥がいくらでも楽しめるのが最大の特徴。
・朝からフカヒレご飯
中華街は朝早くから営業しているお店も多いが、館内着のままゆっくり食べたいならドーミー1択である。
見ての通り、熱々のフカヒレ餡がご飯にかかっている。食べてみると、フカヒレの食感が良くスープは濃厚。まさに中華街の味。ラーメンを選んでも良かったかもしれない。
麻婆豆腐はサウナ飯として他施設でも人気。ドーミーインのサウナで汗をかいて味覚が敏感になった状態で食べると激ウマ。朝風呂でスッキリ目が覚めたが、麻婆豆腐によってもう1段階覚醒した。
サラダやフルーツ、ヨーグルトも食べて……さらに食後にカフェオアシスの水だしコーヒーもいただく。苦味がまろやかでスッキリとした後味。
心地よい余韻に浸りながら、1日のスケジュールを確認する。まるで “できるビジネスマン” のよう。しかしとくに予定はなかった。
・横浜観光の拠点に
同施設は中華街はもちろん横浜スタジアム、山下公園なんかも徒歩圏内。横浜観光の拠点に使えるコスパ最高の宿なのでぜひ覚えておいてほしい。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:グローバルキャビン横浜中華街
住所:神奈川県 横浜市中区山下町166
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.