さっと振りかけるだけで、料理に華やかな風味を添えてくれるハーブ。
1種類だけでももちろんおいしいけど、複数の種類を組み合わせるとよりオシャレな味を作り出すことができる。
──ってことは、いろんな種類のハーブを組み合わせれば組み合わせるほど最高にオシャレな風味が作れるんじゃないか!?
気になったので、さっそくハーブを準備して挑戦してみることにした。
・10種類混ぜてみた
使用するのは、「ローズマリー」「セージ」「バジル」「ローレル」「タラゴン」「ペパーミント」「パセリ」「パクチー」「タイム」「オレガノ」の10種類。
ハーブをこれほど一気に購入したのは生まれて初めてだ。業者の人かな?
これらの多種多様なハーブを、全てサラダに投入していく。普通に作ったキャベツとニンジンのサラダに、10種類のハーブをザバザバふりかけて……
ハーブまみれサラダ、完成!!
「2種のハーブの○○」とか「3種のハーブの○○」っていう料理名は見たことがあるけど、さすがに「10種のハーブ」は見たことがない。
サラダを混ぜ合わせてみると……うお、既にオシャレな香りがしてる!
それぞれが独自の風味を持っているハーブだが、大量に組み合わせるといったいどんな味が完成するんだろうか。
全く予想がつかないまま、ドキドキしながら口に入れてみると……
いや爽やかだな~~~!!!!
清涼感に溢れすぎてて、口の中の温度が5度くらい下がったような気すらしてくる。
普段食べているサラダとは別物だ。キャベツやにんじんの風味はほぼ分からず、ハーブそのものを食べているのか野菜を食べているのか分からなくなってきた。
う~ん、この独特の風味を言葉で表現するのはめちゃくちゃ難しいな……
しいて言うなら、甘めのハーブの香りの中にミントの風味が加わっている感じ。
「どのハーブも個性が強いから、それぞれの風味が喧嘩しちゃうかもな……」と予想していたので、ちゃんと1つの味にまとまっているのは意外だった。
・うまく使っていきたい
ということで使用するハーブの種類にもよるかもしれないが、少なくとも今回の検証ではハーブは10種類混ぜてもちゃんとオシャレな味になっていた。
間違いなく深みのある味にはなっていたけど、万人受けするかと言われるとちょっと疑問符がつく気がするな……!
筆者個人の意見としては、組み合わせるにしてもやっぱり2種類とか3種類がちょうどいいかなと思った。
今後もハーブをうまく使って、満足度の高い食事をしていきたいものである。
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.