最強ビジネスホテルとして名高いドーミーイン。豪華な朝食ビュッフェや大浴場はもちろん、無料サービスの「夜鳴きそば」や「湯上がりアイス」などが大人気だ。そんなドーミーインのサービスをフルで味わいながらリーズナブルに宿泊するなら……
カプセルホテルタイプの「グローバルキャビン」に泊まるのがおすすめ。ドーミーインの快適さとカプセルホテルの手軽さを掛け合わせたキャビンタイプの部屋は、プライベートもしっかり確保できて最高! ちなみに都内で1泊6300円……これはマジで無敵かもしれない。
・ドーミーインのグローバルキャビン
先に結論を言っておくと、出張等で東京に行くことが決まっていて「宿泊費を8000円以内に抑えたい」なら、ドーミーインのキャビンタイプを選ぶのが1つの答えとなるだろう。都内なら「ドーミーイン後楽園」にキャビンタイプの部屋が42室(男28室・女14室)ある。
以前の記事でも紹介したように、ドーミーイン後楽園は春日駅(三田線・大江戸線)、後楽園駅(丸ノ内線・南北線)、水道橋駅(JR)から徒歩圏内と文句なしの立地。ちなみに「サウナだけプラン」もある人気施設である。
・キャビンに宿泊
それでは宿泊の流れをざっくり説明しよう。この日は仕事を終えて21時頃にチェックイン。フロントで鍵を受け取り、アメニティコーナーで歯ブラシを取ったら……
いざキャビンエリアへ。
廊下を進んで自分のキャビン室(235号室)へ。掃除が隅々まで行き届いていて安心感がある。キャビン入口に鍵をかけることはできないが、パーテーションによってプライベート空間が確保されているようだ。では、キャビン内はどんな感じかというと……
…………
オオオオオオオオオオオッ!
まるで秘密基地。ベッドスペースに加え、パソコン作業等ができるデスクや貴重品ボックスがある。なんというか “ちょうどいい広さ” だ。このくらいが1番落ち着くんだよな〜。ビジネスホテルだと微妙に持て余してしまうけどカプセルは狭い……私にはこのくらいが1番いい。
館内着に着替えたら「春日の湯」へ。ドーミーインチェーンの中で都内最大級の広さを誇る大浴場と、ヒノキの香りに包まれた高温サウナで1日の疲れを癒す。
そういえば強冷(約11〜13度)の水風呂も同施設の名物だ。なお、サウナは深夜1時〜翌5時まで停止なのでお早めに。
もちろん湯上がりにはアイスキャンディ。
んで、夜鳴きそば(ハーフサイズの醤油ラーメン)は21時30分から23時まで。無料だからついつい食べてしまう。
ついでに館内設備もざっと見ておくと、大浴場の隣にはランドリーコーナーがあって……
キャビンエリア内には洗面台とトイレがある。当然のようにピカピカだ。寝る前にのんびり歯を磨いておきたい。
・寝ます
さあ、キャビンに戻って寝る準備。ドーミーインではお馴染みの包み込まれるようなフカフカの枕とベッド……最高に気持ちいい。柔らかい肌触りに癒されてよく眠れそうである。
ちなみにベッドスペースにはロールスクリーンが設置されている。もしかして「誰かが間違えてキャビン内に入ってきても寝ている姿は見られないように」という意味だろうか。いや遮光のためか。とにかく下ろして寝ることにした。
・翌朝
チェックアウトは11時……とその前に、ゆっくりと朝風呂に入ってから朝食会場(6時30分〜9時30分)に向かう。ちなみに朝の湯上がりサービス(5時〜10時)は乳酸菌飲料だ。地味に嬉しい。
朝食メニュー(1800円)は「くわ焼き」や「麻婆豆腐」などなど超豪華。コンセプトは「免疫力UP!」とのこと。詳しく知りたい方は以前の記事をチェックしてみてほしい。もちろん外に出ても朝食選びに困ることはない。近隣に飲食店はいくらでもある。
おそらくカプセルホテルやドミトリーに抵抗のある方でも、ドーミーインのグローバルキャビンなら快適に過ごせるだろう。耳栓や鼻腔拡張テープなどの気が利くプチアイテムも揃っているので安心して眠れるはずだ。都内で宿探しをする機会があればぜひ検討してみてほしい。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:ドーミーイン後楽園 / グローバルキャビンについて
住所:東京都文京区本郷4-23-14
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]