どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。5月に入りましたが、なんだかよくわからない陽気ですね。暑くなったと思ったら、急に寒くなったり。どうかみなさん体調を崩されぬよう、ご自愛くださいませ。

さて、つい1カ月ほど前、私は「3回目のワクチンも接種したし、そろそろマスクを外したい」という記事を執筆しました。今回はその続編で、とりあえず屋外では「あごマスク」を始めてみたことをご報告したいと思います。

・風向きが変わってきた?

いきなりではありますが、なんだかここ数日で「マスク着用問題」の風向きが変わってきた気がしませんか? つい数カ月前までは「外したい」と言える空気さえ無かったことを思えば、話題に挙がること自体が大きな変化と言えることでしょう。

例えば時事通信によると、松野博一官房長官は2022年5月11日の会見にてマスク着用問題について「人との距離が十分取れれば、屋外では必ずしも必要ない。特に気温、湿度が高い時は熱中症のリスクが高くなる」との認識を示したそうです。

前日の10日には東京都医師会の尾崎治夫会長が、屋外でマスクを着用することに関し「換気がいい場所ではそれほど感染のリスクがない」とし、ソーシャルディスタンスを保てる屋外では「着用を見直してもいいのでは」と語りました。

一方で、朝日新聞では4月20日、日本医師会の中川俊男会長が「ウィズコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ないと思っている」と述べたことを報じました。人間は信じたいことだけに目を向けやすい生き物ですから、一応両サイドの見解をお伝えしておきますね。

・外していいなら外したい派

で、私はというとマスク反対派ではないものの「外していいなら外したい派」の人間です。「マスクでコロナが防げる!」とは全く思っていませんが、マスクをしていないと「あいつマスクしてない」「人様に迷惑をかける無法者め」的な視線が面倒で、これまでは従順にマスクを着用してきました。

要するに「空気を読んでマスクをしてきた」というワケですが、ここ数日の流れに乗りつつ、もちろん私自身の意思を行動に移す意味で「屋外ではあごマスク」を始めてみたというワケです。

具体的には屋外ではマスクを口にかぶせず あごに引っ掛けておくというだけ。ホント屋外だけのスタイルで、例えばコンビニに入店する際や、電車に乗車する際はこれまで通りに口元までマスクを着用しています。

私自身がそうだから思うのかもしれませんが、やっぱり空気を読んでマスクを着用している人って多いと思うんですよね。これからは暑くもなりますし「外していいならマスクを外したい」という方も少なからずいらっしゃることでしょう。

もちろん「絶対にマスク着用派」の方も「反マスク派」の方のどちらも否定は致しません。マスクを着用したい方はこれまで通りにされればいいと思いますし、反マスク派の方は既にマスクを外しておられるハズです。

・両サイドとも…

以前の記事を書いた際、数多くの「すごくわかる」「完全に同意です」という意見を頂戴したと同時に、両サイドの方々からも様々なお声をいただきました。「絶対にマスク着用派」の方からの「責任取れるんですか!?」的な意見は想定内だったのですが、意外だったのは「反マスク派」のお声。

具体的には「お前みたいなヤツが多いからいつまでもマスクが無くならない」「大の大人が情けない」「自分の意志で行動せよ!」的な感じです。いやいや……


両サイドとも怖いよ。


先述の通り日本におけるマスク着用問題は “空気感” が大きいと個人的には思っています。なんかその極端な意見が「逆にマスクを外しちゃいけないのかも」的な雰囲気を生み出していると思うのは私だけでしょうか?

ともあれ、以前よりはエラい方々が「屋外ではマスク外していいんじゃね?」と仰ってくれていますので、とりあえずは「屋外ではあごマスク」を始めてみました。現段階での率直な感想としては「そりゃマスクが無い方が快適だよね」といったところです。

参照元:時事通信時事通信(2)朝日新聞
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.