5月2日生まれのあなたの性格は「偶然を必然に変えるゴルディロックス」のようなタイプです。あなたは知らず知らずのうち、周囲に調和を与える存在です。運命の作られる原理的な役割を持ち、人と人、人と状況を一致させることによって働く新たな展開を運ぶ大切な役割を担っています。

イギリスの童話にある『3びきのくま』に登場する主人公の女の子・ゴルディロックスが物語の中でしたように、出会いを結び合わせる運命の仲介者的な存在といえます。あなた自身の発言や行動が、周囲の人たちに縁という出会いをもたらしています。

・物語の概要

『3びきのくま』の物語は、宇宙の理論や株式相場にも使われる言葉なのでご存じの方も多いのではないでしょうか。物語を簡単に説明しますと、主人公の女の子が3びきのくまの暮らす家に勝手に上がり込んで、自分の生活にあったスタイルを見つけていくうちに家主に見つかってあわてて逃げる話です。

では、女の子はなぜ逃げたのでしょうか? ここに5月2日生まれの人の運命を読み解く重要な手掛かりが隠されています。


・隠れた才能と魅力

物語に登場するゴルディロックスと同様に、周囲の出来事を常に自分と照らし合わせて判断しています。ちょっとわがままなスタイルが周りに良い影響をもたらし、ずれた運命の軌道修正をしているのです。客観的に見えるとただ問題を起こしているトラブルメーカーにも見えてしまいますが、状況とは常に変化がないと新しい時間は作られていかないものです。

自分の中での価値判断がとても重要で、「良い」「悪い」といった断定的な見方で物事を決めてしまうため、周りの人たちとの距離が離れてしまう場合もあります。ですが、決してメリットとデメリットといった物質的な部分にウェイトを置いているのではなく、常に自分にとって「ちょうどよい」のかどうかなのです。

負担になったり物足りなかったりした場合、価値判断としては「NO」なのです。もしも「理由のない断定的な思い」があなたの中に現れたとき、運命を動かす重要なポイントになります。


・全体運と人生の目標

「良い話があったら、まずは聞く」不思議なことに、あなたには自分がこうしたいと強く願うことで、希望を達成する人や状況がやってきます。その力は、ときに自分の力や努力よりも、強い運を引き寄せるでしょう。

ただ、視野が狭くなりがちなのでチャンスとして受け取れるかどうかは未定です。あなたのもとにはたくさんのチャンスと良いタイミングがやってきます。それは例えるとすれば、ベルトコンベヤーでカギのかかった宝箱が常に流れてくるようなものです。

どの宝箱も同じように見えるのですが、あなたがしっかりとした目的を持つと、必ずあなたにとって良い宝箱が目の前に現れるでしょう。宝箱を開けるカギは「目的を持ち、視野を広げる」です。

まずは、何をしたい人なのかを周りの人たちに伝えましょう。良い宝箱を流してくれる重要人物が現れるかもしれません。大切なことはどんな状況であっても、あなた自身が中心でないと本当の居場所とはいえません。仮住まいではあなたにとって居心地が悪いからです。


・金運

あなたがどうしたいのか? 望むと叶う運命の流れを持っているので、金運に関しても割と困ることはないでしょう。高望みしすぎると、あとで負担になったり手に負えなくなる事態に発展するため要注意です。

こだわりと妥協の2つを上手に使わないと、損な役回りになります。 金運を望む場合はある程度のこだわりを手放す必要がありそうです。どうしたいかの軸はしっかりと持ってください。そうしないとあなたを利用しようとするものが現れるかもしれません。


・健康運

今、必要な栄養を取り入れていくことが大切です。周りから入ってくる情報に惑わされず、本当の意味で自分に必要な栄養や欲求を満たす方法を日常生活に取り入れると良いでしょう。健康面に影響してくるのが曖昧(あいまい)さです。自分の中ではっきりとした答えが出ずに周りの意見やペースに巻き込まれてしまうと、健康面でのストップがかけられます。

もしも、不調を感じた時はしっかりと休憩していったん立ち止まって、自分の周りの出来事を思い出してみましょう。あなたのペースを乱している「何か」が発見できるはずです。


・恋愛運

出会う前から「好き」と「嫌い」を決めない方が良い出会いがやってきます。世の中に同じ人はいません。あなたの中にある過去データはいつか更新させていかないとならないので、いつまでも過去の恋愛や出会いにこだわりを持っていると、それがきっかけで良い出会いが離れていってしまいます。

どこで何をしたのか? 誰と一緒に時間を過ごしたのか? あなたにとって想い出は大切なものです。しかし過去を更新するのに臆病になっている場合は、今のあなたにふさわしい出会いを呼び込むために新しい価値観を持っている人と話をしましょう。

執筆・イラスト:あとり
Photo:RocketNews24.