先日、東京の赤坂に行く用事ができたので、帰りに「サウナリゾートオリエンタル」に行こうと企んだ。サウナリゾートオリエンタルとは、赤坂見附駅から歩いて2〜3分の場所にある「センチュリオンホテルグランド赤坂」のSPA施設のこと。

公式サイトには「都会の中のリゾートと癒しをご提供しております」と書いてあるが……知人曰く同施設は「サウナに集中したい男たちが集結する楽園(男性専用の施設)」だという。駅近なのはありがたい。19時過ぎに用事を終えたので、そのまま楽園へと足を運んだ。

・サウナリゾートオリエンタル

サウナリゾートオリエンタルは、ラグジュアリーな雰囲気漂うセンチュリオンホテルグランド赤坂の2階にある。フロントの横を通ってエレベーターへ。ホテルの外観も1階フロントも、大人の街・赤坂ならではの洗練されたデザイン空間だったが、2階はまるで別世界


下駄箱に靴を入れて受付へ向かうと……


裸の男たちとすれ違った。

ここ(受付前)も「裸ゾーン」なのかよ!


どうやら大浴場の脱衣所で裸になるのではなく、受付を済ませてからロッカーで裸になり、フロントの前を通って大浴場へ……という流れらしい(たぶん)。ちなみにサウナ利用料金は「1時間1300円」「90分1600円」など。ピーク時間帯はプラス500円となる。

受付でタオルとロッカーキーを受け取り、脱衣所で裸……ではなく、館内着に着替えて大浴場へと向かった。少し恥ずかしい気持ちがあったのと、なんとなく裸で受付前を通るのは不正解な気がしたからだ。ただやはり、大多数の方が裸だった


・大浴場

さて、サウナ前に「立ちシャワー」で体を洗うのがサウナリゾートオリエンタルスタイルである。しっかり体を清めてから……


サウナ室に入ると……


めっちゃぎゅうぎゅう詰め。


男たちが礼儀正しく並んでいた。薄暗いサウナ室。室温は約100度。テレビは故障中らしく、皆同じような表情で蒸されている。私も隅っこでじわじわ汗を流す。とても気持ちいい。

ただ、スタッフが温度調整のために行うロウリュ(サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させること)は凄まじく熱い。マジでアッツイ! まるでサハラ砂漠の熱波……一気にグオーっとサウナ室内の温度が上がる。このパワフルさはハマるかもしれない。


・シルキー水風呂

水風呂は2種類。サウナ室のすぐ横に約17度のコンパクトな水風呂があるが……気になるのは入口近くにある約10度のシルキー水風呂。真っ白の珍しい水風呂だ。(ちなみに夏季期間中はシルキー発泡機器を停止しているそうです)

思い切って入ってみると、ギリギリ1分耐えられるかどうかの冷たさ。めっちゃキンキンである。柱にある「打たせ湯のスイッチ」は……押せなかった。今回は1時間のショートコースで利用したので、打たせ湯はもっと長いコースを利用する時の楽しみにしたい。


・休憩室もあり

ちなみに広々とした休憩室もある。平日深夜は混み合うそうだ。24時間オープンしているので、終電を逃した後に8時間コース(4500円)で利用する方が多いのかも。

というわけで、クイック利用でリフレッシュするのも良し、ロングコースを味わい尽くすのも良し。仕事後にも終電後にも使えると思うので、ぜひ覚えておいてくれよな! 


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 サウナリゾートオリエンタル
住所 東京都港区赤坂3丁目19-3

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.