2021年10月31日、東京競馬場にて第164回天皇賞(秋)が開催される。言わずと知れた実力馬が集結するが、中でも注目されているのは三冠馬のコントレイル、G1・5勝のグランアレグリア、皐月賞馬ながら菊花賞を回避して参戦してきたエフフォーリアの3強だ。

もちろん馬券は3強の1・2・3で決着する形で大勝負……と思いきや、不思議なもので「3強は意外と3強で決まらない」から競馬は分からない。よぉし、こうなったら……!!

・好調なウマ娘馬券

ウマ娘の血を引いた出走馬を組み合わせた「ウマ娘馬券」を頼るしかないだろう。理由はズバリ、流行に沿ってなのか今年のG1は何かとウマ娘たちの子孫たちが馬券に絡む活躍を見せているから。現に先週の菊花賞ではなんと……

ウマ娘の子孫たちの1・2・3フィニッシュが炸裂! 完全に切っていたステラヴェローチェが外から飛んできたときこそ白目を剥きかけたが、ウマ娘馬券を追い続けている当編集部は無事に当たり馬券をゲットすることができたのだった。今週末もきっと活躍してくれるはず!


・天皇賞(秋)におけるウマ娘血統

それでは、さっそく天皇賞(秋)のウマ娘馬券を見ていこう! ……と言いたいところだが、結論から述べるとたったの2頭しか出走予定じゃなかった。とはいえ、安心してほしい。たった2頭のうちの1頭が有力候補のエフフォーリアだからウマ娘血統の活躍に期待できる。

ちなみにエフフォーリアはエピファネイア産駒だから先祖に……

スペシャルウィーク、そして……


マルゼンスキーの血を引き継いでいることになる。そしてもう1頭はなんとムイトオブリガード。もしかしたら、いや もしかしなくても人気薄で穴馬候補の1頭だが、血統表を見たらなかなかの良血馬で父方に……

エアグルーヴの血を引いている。また、母父はサンデーサイレンスで母の母はマイルチャンピオンシップを勝ったシンコウラブリイ。うおぉ、これはワンチャンあるか……と思いたくなるところだが、さすがに勝ち星から約2年遠ざかっているからやはり買いにくい。


・軸はエフフォーリア

だとすれば、狙うはエフフォーリアを軸にした馬券だ。スプリンターズSのピクシーナイトしかり、毎日王冠を勝ったシュネルマイスターしかり、さらにはソダシも札幌記念で古馬を蹴散らしているように、今年の3歳馬は強いから俄然期待したくなる。

エフフォーリア自身、ダービーで初黒星を喫したものの決して悲観するような内容ではないため、コントレイルとグランアレグリア相手でも勝ちまで見えてくるのではないだろうか。相手は強いが競馬に絶対はない。


・当編集部の予想

よって、ここは迷わずエフフォーリアから勝負。そこからコントレイルとグランアレグリア、条件を問わずに好走するカレンブーケドール、さらには毎日王冠3着で過去すべてのレースで馬券に絡んでいる安定感抜群のポタジェ、4連勝中のヒシイグアスなどを組み合わせたい。今回、春の天皇賞馬であるワールドプレミアは評価を下げて次走に期待する。

3連複で保険をかけつつ、3連単で大きい配当を……オッズによってはガミを覚悟しなければいけないかもだが、とにかくエフフォーリア頼みで勝負だ。はたして3強で決着がつくのか、はたまた伏兵が割って入るのか。なお、天皇賞(秋)の発走は31日(日)の15時40分だ。

執筆・予想:原田たかし
Photo:© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会、(C) Cygames, Inc.
ScreenShot:ウマ娘 プリティーダービー(iOS)