日本人にとって無くてはならない調味料、醤油。だし醤油に、卵かけご飯用醤油、刺身醤油など、用途によって様々な種類が販売されていることはみなさんご存知のことだろう。

だが今回サービスエリアで偶然見つけた醤油は、用途というよりかは形状が珍しい。なんと「泡」で出てくるのだという。

「ハンドソープかよ!?」と心の中でツッコミながらも、物珍しさからついつい購入してしまった。醤油を泡で出して食べるってどんな感じなのだろうか。


・山川醸造「もこもこ泡醤油シリーズ(各500円)」

ラインナップは「たまり醤油風味」と「玉子かけ醤油」の2種類。まるで京コスメのような可愛らしい見た目をしている。

まずは「たまり醤油風味」を開けてみた。容器をプッシュするとふわふわもこもこの泡が出てくる! まるでムースのようだ。

口にいれるとシュワっと無くなるが、れっきとした醤油の味。むしろ通常よりちょっと濃いめの味かもしれない。

泡醤油の1番のメリットは、減塩効果が期待できることだという。泡にすることで付ける量が減り、結果として減塩に繋がるとのこと。たしかに液体と違って箸で摘んだりできるため、量は調節しやすいように感じた。

また、盛り付けた時の見た目もちょっと華やかに。泡の状態をしっかりキープしてくれるので、醤油皿を別で用意する必要がないのは何気に便利。

もうひとつの「玉子かけ醤油」も皿に出してみると、「たまり醤油風味」より少し薄い色味。

砂糖やトレハロースが入っているのでほんのり甘いやさしい味。ご飯に醤油が染み込んでいかないので映える写真が撮れるな。ダシの風味も効いていて、卵かけご飯にピッタリであった。


・醤油が泡で出てきても味に差はなく、むしろ便利になる

減塩になるし皿要らず、そしてなにより面白い形状。泡醤油の良さ、きっと皆さんに分かって頂けたことだろう。ただね、私ずっと気になっていたことがあるんです。



売り場に貼られていたポップの……


この部分。いくらなんでもそれは強気すぎないか?

山川醸造は推奨していないとのことだが、これだけ泡がふわふわならば、もしかしたらサッと拭き取れる可能性だって十分にある……! 白Tシャツを準備して、いざ…!!



───染みたやないかーーい!!!!


─完─

参考リンク:たまりや 山川醸造株式会社
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
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▼NEOPASA駿河湾沼津下りで購入。服にはガッツリ染みたけど、手書きのポップが可愛いから許す……!!

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