突然だが、やっぱり人生一石二鳥を狙いたいじゃないか。運動したら趣味と健康目的を兼ねたいし、茹で鶏を作ったら出汁でスープを作りたい。1度で2つの効果があるって本当に最高なのだ。

飲み物だって一緒。1本のドリンクを飲むことでダイエットとエナジー、両方が得られたらいいのに! ……なんて怠惰の極みみたいな願いを叶えてくれるエナジードリンクを発見したのでご紹介したい。

・ヘルシアコラボのエナジードリンク


購入したのはダイドードリンコのThe BURNING。筆者は自動販売機にて200円で購入したぞ。

一見普通のエナジードリンクである本商品、なにが特別かって言うと……


ココ!!!!

ヘルシアの緑茶カテキンが配合されているのだ。


ヘルシアの茶カテキンと言えば、脂肪の分解と消費に働く酵素の活性を高めるという機能性表示食品。しかも濃度がヤバいのだ。


その量なんと、250mlに対して540㎎!


これがどのぐらい濃いかって言うと、現在販売されているヘルシア系ドリンクの中でも効率良く茶カテキンを摂取できるほど。

コンビニや薬局で販売されているペットボトルタイプのヘルシア緑茶は350ml、500ml、1050mlの3種類だが、すべて茶カテキンの含有量は540㎎。どれを選んでも得られる茶カテキン量は同じなので、容量が少ないほど濃度が高まるってわけだ。


もちろんアルギニン、ナイアシンなどの成分を配合。


カフェインも66㎎入っており、堂々とエナジードリンクを名乗っても大丈夫であろう。


・エナジードリンクっていうか……

さて、気になるのは中身である。グラスに注いでみると

ムムッ


これは……


微炭酸の緑茶?


いや。缶のフチに残っているのを明るい場所でよく見ると、ビタミンを感じさせる蛍光色が混ざっているようにも見える。

匂いにもお茶の気配を感じるのだが、酸っぱさと甘さが混ざっている。なんだこれ?


……。


渋っ……!!!!!!


・めっちゃ渋い

ヘルシアシリーズを飲んだことがある方ならわかるだろう。茶カテキンには独特の渋みがある。

実は筆者、10年ほど前にヘルシアウォーターを毎日飲んでダイエットに励んでいた時期があるため、この味には馴染みがあった。なんなら飲むうちに気に入っていた。

が、これは今までに体験したことがないほどの渋みの密度。そして後味の苦み。隠しきれないっていうか、隠す気も感じられないほどギチギチに詰まっている茶カテキンに思わず口がシワシワになるほどだ。

エナジーっていうか、茶だわ、コレ。

慣れると徐々に南国フルーツのような甘味も感じるようになってくるのだが、とにかく茶! 茶! 茶! な渋みの連続パンチを喰らってしまった。これはなかなか口に苦し。……が、だからこそ缶に書いてあるように「内臓脂肪を減らす」ような気もするぞ。

参考リンク:ダイドー×ヘルシア The BURNING
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.