ジャンボ! ケニアのタクシー運転手チャオスです。今回はケニアの国民食といっても過言ではない「オメナ(OMENA)」を紹介しておこうかなと思ってる。

オメナってのは、日本で言うところの「ちりめんじゃこ」だ。ビクトリア湖で獲れたコイ科の小魚を天日干しした食材ね。ちなみにマサイ族でもなければカンバ族でもない、「ルオ族」は特にこのオメナを食べる傾向にあるかな。

・安いのに栄養満点

オメナは、どこでも売っている。300グラム入りの1パックで、だいたい130ケニアシリング(約130円)。量に対して非常に安い。おかげで家計も助かりまくり! オメナ最高!!

それでは、このオメナを、我々ケニア人はどのようにして料理しているのかを簡単に説明しよう。日本の「ちりめんじゃこ」でも応用できるかもしれないので要チェックだ。


・「オメナと野菜の炒め物」

【材料】

・オメナ
・トマト
・タマネギ
・パクチー
・油
・お湯


【作り方】
その1:オメナを温水に5分以上浸しておく。


その2:柔らかくなったオメナを、油で黄金色になるまで炒める。


その3:玉ねぎとトマトとパクチーを炒める。


その4:お好みのスパイス(塩コショーなど)をふりかけつつ、そこにオメナを投入し10分ほど炒める。そして塩などで味を整えたら完成!


日本で手に入る具材で言えば、「ちりめんじゃこを水で戻してから油で炒め、トマトとたまねぎとパクチーを炒めたところに油で炒めたちりめんじゃこを追加し、炒めながらスパイス等で味を整える……」てな感じだ。


ちなみに、この「オメナの炒め物」は、比較的安い値段でタンパク質とカルシウムを摂取できる料理としてケニアでは重宝されている。そして、この料理にあわせるのは、やはりウガリが最高だろうな。でも、日本だったらライス(白米)でも良いと思うよ。レッツトライ。クワヘリ〜!

執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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