福岡土産の定番と言えば──? たくさんあるので絞り切れはしないのだが、「めんべい」などは持ち運びにも便利で賞味期限もそこそこ長くて手にしやすい。濃い目の味付けがツマミにもぴったりで、記者も大好きだ。

そんな「めんべい」であるが、あの “資(すけ)さんうどん” とコラボしたという。なんという夢コラボ。これは大事件だ。急ぎ該当商品である『資さんめんべい 肉ごぼ天うどん味』を取り寄せ、実食。むむむむ……ウマい! ウマ過ぎるっ!!!! ウマ過ぎ注意だっっ!!!!!! 


・資さんで人気のごぼ天うどんの味を再現

福岡で生まれ育った記者にとって「めんべい」は、彗星のごとく現れあっという間にトップに上り詰めた……といった感じのイメージ。記者が幼いころはなかったからだ。

「味の明太福太郎」で知られる会社が “賞味期限が長く、常温で持ち運べる博多の新名物” ということで2001年に販売を開始。以来、ヒットし続けているという話を聞く。美味しいもんなあ。

そんな「めんべい」と、当サイト読者にはお馴染みの “資さんうどん” がタッグを組んだというのだから見逃せない。資さんの肉ごぼ天うどんだけ、めんべいだけ、でも幸せなのにこの両方を組み合わせるなんて。

なんという罪深いモノを生み出してくれちゃったのだろうか。その名も『資さんめんべい 肉ごぼ天うどん味(税込324円)』といい、資さんうどんで人気ナンバーワンである “肉ごぼ天うどん” にフォーカスした商品だ。


数量限定のようだが、資さんうどんのオンラインショップ “資さんストア” でも購入可能。うどんなどとのセットを除き、1箱からの販売はしておらず最小で4箱だ。

食べ切れるだろうかと注文時は正直、ちょびっと不安だった。だがしかし、実際には4箱くらいペロッと平らげてしまったし何なら足りなかったので、要らぬ心配であったことを記しておく。


・末永く売り続けるべき

届いた『資さんめんべい 肉ごぼ天うどん味』は1袋2枚入りで、ひと箱に3袋入っている。つまりひと箱で6めんべいだ。小ぶりの箱で、ちょっと人にあげる用としても重宝する。


さっそく袋を開けると、見慣れためんべいに比べて茶色いモノが飛び出した。この茶色からすでに、資さんの存在をビシビシと感じる。口に入れるとバリッと音がする、めんべい特有の硬さだ。

せんべい系の商品ではほかにない、硬いながらも割りやすく噛みやすい、この独特な食感がまたウマい。そして驚くべきは、その味だ。めんべいらしい海鮮風味と、資さんらしい出汁とごぼうの風味が合い過ぎるほどに合っているのだ。


なんともはや、バリバリうまい。既存のめんべい商品はすべて食べているはずだが、歴代めんべいの中で個人的には最も好きな味である。肉ごぼうの “肉” 部分だろうか、甘辛い味と出汁とごぼうの香り、そして明太子のほのかなピリッと感など全てが絶妙に調和していて最高だ。

もう一度言うが、これはだいぶウマい。まさかめんべいが、このような形で進化を遂げようとは想像もしていなかった。福岡の企業の本気を垣間見た気がしている。是非とも数量限定と言わず、末永く定番商品として売り続けるべきだ。

このまま「昔はあんな商品あったねえ~」だなんて、思い出の品にしては絶対にならない逸品なのだ。それくらいの感動がある、ニュースタイルのめんべいであることが伝われば幸いだ。

2021年秋には、コラボ第2弾となる『資さんめんべい ぼた餅味』も販売される模様。こちらもかなり気になるが、まずは『資さんめんべい ⾁ごぼ天うどん味』がこの世に存在する限り味わい尽くしたいと思っているぞ!! 

参考リンク:資さんめんべい
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼資さんとめんべいのコラボが正解すぎる! 

▼賞味期限が長くてありがたい

▼バリうま! あっという間に食べ終えてしまったぞー!!