日本全国9000万人のダイエッター諸君に朗報だ。なんとプロテインでお馴染みの「ザバス」から、タンパク質を15gも含んだヨーグルト、その名も『ザバス MILK PROTEIN ヨーグルト バナナ風味』が発売となったゾォォオオ!

筋トレマニアや超ダイエッターの方ならばお分かりかと思うが、1食のヨーグルトで「タンパク質15g」は過去最大級の衝撃だ。これは大流行の予感……! というわけで、さっそく『ザバス ミルクプロテインヨーグルト』を食べてみたのでご報告しよう。

・タンパク質時代

5年前ならばいざ知らず、おそらく今では多くの方がタンパク質の重要性を認識していることだろう。ざっくり言えば筋肉を作るためにはタンパク質が必要不可欠で、ダイエットの鍵もタンパク質が握っている……らしい。

とはいえタンパク質はなかなか摂取しにくく、プロテインヨーグルトで補っている方も多いハズ。正直、コンビニにプロテインが並ぶ時代がやって来るとは思っていませんでした。

・タンパク質15gの衝撃

で、『ザバス ミルクプロテインヨーグルト』は発売開始直後から、ダイエッターを中心に話題のヨーグルトである。販売地域が、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、山梨県だけなのは残念だが、それでも「タンパク質15g」の衝撃は大きい。

そう、とにかく「タンパク質15g」はヤバい数値。いったいどれほどヤバいのか? 以下で「ブルガリアヨーグルト低糖」と「oikos(オイコス)プレーン加糖」と『ザバス ミルクプロテインヨーグルト』を比較してみよう。


ブルガリア(180g): タンパク質、6.2g 脂質、5.5g 炭水化物、17.5g


oikos(113g): タンパク質、10.1g 脂質、0g 炭水化物、12.3g


ザバス(180g): タンパク質、15g 脂質、0g 炭水化物、8g


ね? 群を抜いてるでしょ? これまでダイエッターの定番の1つだった「oikos」すらもあっさりと凌駕するこの数値。タンパク質が多いだけではなく、炭水化物がかなり少ないことも特徴だ。最強の呼び声が高いのも頷ける。

・食べてみた

んでもって気になるお味だが「バナナ風味」という商品名通り、バナナ味のヨーグルトとしか言いようがない。食感はoikosほどではないものの、水切りヨーグルト系のねっとり食感で、水っぽさは皆無。腹持ちの良さそうな食べ応えのあるヨーグルトだ。

これで価格が税込み160円なら「ダイエッター向きヨーグルト」の最有力候補になっても不思議ではない。少なくともタンパク質15gを超えるヨーグルトが登場するまでは『ザバス ミルクプロテインヨーグルト』がダイエッターの本命ヨーグルトになりそうだ。

とはいえ「これ1個でタンパク質は完璧!」とまでは言えないので、個人的には通常の食事に『ザバス ミルクプロテインヨーグルト』を加えることをオススメしたい。もちろん「ちょっとタンパク質が足りないかな?」なんてときにも最高だ。

というわけで、ダイエッターは要チェックのザバス ミルクプロテインヨーグルト。さらなる成分のパワーアップと販売エリアの拡大を楽しみに待ちたい。気になる人はまず売っているコンビニやスーパーを探してみよう。

参考リンク:Meiji「ザバス MILK PROTEIN脂肪0 ヨーグルトバナナ風味」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.