回転寿司チェーンであるスシロー。季節柄、現在はネタに鰻が登場している。タッチパネルを見ると、にぎりで「うなぎの蒲焼き(150円)」や「九州産うなぎ(300円)」、あと地域限定で「うなきゅう巻き(150円)」なども。まあ、寿司屋だから鰻も基本、寿司ネタなわけだが……

そんなスシローで「ひつまぶし」が食べられることをご存じだろうか? しかも、これがメチャ高コスパなのである。

・裏ワザ

もちろんメニューにあるわけではない。すなわち、裏ワザとなるわけだが、1杯にかかる価格は150円と激安。ここまで言うと、勘の良い方は気づいたかもしれないが、前述の「うなぎの蒲焼き」を利用してひつまぶしを作るのである

ここでさらにスシローに通い慣れた方なら疑問に思うはず。「うなぎはそれで良いとして、出汁はどうするのか?」と。そう、「めんつゆ(0円)」はあっても、出汁はメニューにラインナップされていない。では、どうやって出汁を手に入れるのかと言うと、うどんを利用する。つまりは、やり方はこうだ。


うなぎの蒲焼きに……


かけうどん、もしくはえび天うどんの残りつゆをぶっかける

・高コスパ

おいおい、米も酢飯だし、うどんつゆじゃねえか! と、思う人もいるかもしれないが、スシローのつゆの味が薄めのためか、これが奇跡的にバランスが取れた味になるのである。

実際食べた感想として、かなり高コスパなように感じた。お茶碗2杯分くらいのやよい軒のひつまぶしが1290円であることを考えると、150円でちゃんと鰻食ってるボリューム感があるだけで凄い

・工夫の1つとして

もちろん、ひつまぶしの特徴である爽やかさもあり、米が喉を通らないような日でもサラサラ食べられそうだ。真夏日にちょっと食べたい時とか最高なのではないだろうか。ちなみに、このひつまぶしの作り方はスシローの店舗でレーンに流れている「通の食べ方」というパネルに書かれていたもの


つまり、公式がオススメする裏ワザと言える。いよいよ夏本番。ウダるような暑さで食べる気が起きない時は、こういった工夫で精をつけるのも良いかもしれない。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼ちなみに、1杯のうどんつゆで2~3回できる

▼うなぎ以外のネタで出汁茶漬けを作ってみてもウマイぞ