このところ、カレーパンがブームなのだろうか。こういうのも先日、地域限定ではあるもののセブンイレブンが「お店で揚げたカレーパン」の販売を開始。そしてホリエモンこと堀江貴文さん発案のカレーパンも右肩上がりで店舗を増やしているらしい。

その名も「小麦の奴隷」。株式会社こむぎのが運営するベーカリーショップでちょっと変わった名前なのだが、2021年7月20日に当編集部から程近いところにも新しい店舗がオープンした。カレーパングランプリ2020で金賞を受賞したみたいだし、これはいっちょ食べてみるか!

・開店時の様子

簡単に「小麦の奴隷」について説明しておくと、サロンコミュニティからホリエモンの声かけによって生まれた1号店は北海道広尾郡大樹町にオープン。なんでも2020年4月の開業から3ヶ月間でカレーパン1万食の販売を達成し、全国展開が始まっていったそうな。

んで、今回オープンした東京都中野区の店舗は9号店。これから40店舗の出店を予定しているあたり、まぁウマいカレーパンなのだろう。では人気になった裏側にどんな仕掛けが施されているのか。

・持ち帰って実食

それを確かめるべく、オープン当日開店時刻ちょうどの9時にお店へ行ってみた。駅から徒歩3分ほどで路地裏というちょっと意外な場所、それに加えて平日の朝ながら15人ほどが並んでいたあたり期待されているのがうかがえる。

名物は金賞を受賞した「ザックザクカレーパン」。ただ、オープン記念ということで今回は福袋なる1500円セットのみの販売だった。そしてその中身はというと……

塩パン、キッシュ、タルト、クリームパイ(2個)、さらに「ザックザクカレーパン(2個)」の合計7個が入っていた。もちろん、真っ先に食べるべきはカレーパン。ひとまずレンチンしてみたら……

もう見るからにザックザクしてそうな感じのカレーパンだが、食べてみたら予想した通りにザックザクしていた。率直な感想としては「ここまでザクザクにするのもアリなんだな」というもの。なにせ、ここまでザクザクに特化しているものは個人的に初めて。

歯応えがとにかくあって、これはこれでいいものだと思ったのだ。それでいて、サイズも拳くらいあって高さもあるから結構なボリューム。フワッザクッの連打はクセになるし、売れるのも分かる内容だ。

ちなみにルウはどちらかというと塊タイプ。辛さの方はかなりマイルドで優しいため、子どもでも食べやすいだろう。んでもって買うか買わないか、その分岐点となりそうなのが1個あたりのお値段か。

・ザクザク好きなら

というのも、ザックザクカレーパンは250円。最初に触れたセブンイレブンのものが149円だからちょっとばかり差があるのだ。コンビニとパン屋の違いはあるも、安いのはやはり魅力的に映る。

とはいえ、ザクザクしてるほど至高という人にとって「ザックザクカレーパン」はピンズドだと思われる。近所にお店ができて気になっていたという人は、一度食べてみてからリピるか決めたらいいだろう。そうそう、個人的にはクリームパイも美味しかった。甘党の人は参考までに。

・今回訪問した店舗の情報

店名 小麦の奴隷 中野店
住所 東京都中野区中野4-6-10 1F
時間 9:00〜完売次第終了(目安は2時半くらいとのこと)
定休日 日曜月曜

参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼大通り沿いじゃなく路地裏にあるぞ

▼スタッフが数人いて、密にならないよう列をさばいてくれていた

▼ホリエモンも食べてた

▼セブンイレブンに寄ったらカレーパンが売り切れてた……