たまごサンドは「たまごサラダ」か「出汁巻きたまご」、もしくは「ゆで卵」をスライスしたものを挟むか。それとも「目玉焼き」という選択肢もある。たまごの形状もいろいろあると思うが、それらすべてに当てはまらない新しいたまごサンドを発見した!

なんと、『スフレのようなオムレツ』が使われているのだ。しかもそのサイズがハンパではない。直径約20センチ! これまでの概念を覆す、埼玉の新名物「太陽のたまごサンド」を食べてみたぞ!

・直径20センチのたまごサンド

この商品は、2019年に埼玉県さいたま市に誕生した「カフェサングリア」が製造販売を手掛けているものだ。2020年に埼玉県の新名物を作りたいという思いから、クラウドファンディング「Makuake」で太陽のたまごサンドの出資を募ったところ、目標金額(20万円)を大幅に上回り、応募購入総額114万円を達成したらしい。

そんなカフェサングリアが池袋・東武百貨店に催事出店しており、私(佐藤)は偶然そのお店の前を通りかかったのだ。


ホールサイズのたまごサンド、直径20センチだと!? それは本当にたまごサンドなのか? 真相をたしかめるために、巨大なたまごサンド(税込2500円)を購入してみた。


たまごサンドをマリトッツォ状にした「たまトッツォ」(税込698円)も気になったけど、それはまたの機会に……。


・新名物になり得るインパクト

購入した商品がコレだ。一般的なたまごサンドは、多少でもたまごが見えているはずなのだが、コレは少しも見えない。


何がスゴイって、この商品は……。


デカい! めっちゃデカい!!


いまだかつて、これほどまでにデカいたまごサンドがあっただろうか? ない! どこを探してもこんなのない! 埼玉県の素材や名店の味を結集して、この巨大たまごサンドが生まれたのだとか。たしかに新名物になり得る逸品だ


だがしかし、その姿を見てもたまごサンドとは思えない。半分にカットしてみると、中はこんな感じ。


たまご、いた! 中には大型オムレツがビッシリと詰まっている。素材の持ち味を生かすために、何度も試作を重ねて出来上がったのが、このふわトロ食感の黄金オムレツなのだとか。


・焼いて食べると美味い!

ではさっそく頂きます!


カットしてそのままかぶりついちゃうヨ!!


う~ん! これは新しい!! 今まで食べたどのたまごサンドとも違う味わいだ。デニッシュ状のパン生地は軽い食感でサックリとしている。たまごはまるでスフレチーズケーキのよう。埼玉県のブランドたまご「彩たまご」と、同じく埼玉の「松田マヨネーズ」を原材料として使用しているそうだ。口当たりはなめらかで、濃厚なのにくどくない。


ちなみにコレ、そのまま食べても冷やして食べても美味しいし、電子レンジで3~4分温めて、さらにオーブントースターで1~2分焼いて食べてもウマいそうだ。


焼いて食べてみると……こっちの方が美味しい! パン生地にはあらかじめバターが塗ってあり、焼くと香ばしくサクサクの歯ざわりを楽しむことができる。たまごもふんわりとしていて、まるで焼き立てのスイーツのようだ。


なお、この商品はネット通販しているので、お店に行かなくても購入できる。ただし、ネット通販の場合はホールで税込3300円なので、店頭購入より少しお高い。その点に注意して欲しい。これまでのたまごサンドの概念を覆す太陽のたまごサンド。一度お試しあれ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 カフェサングリア(池袋・東武百貨店催事出店)
住所 東京都豊島区西池袋1丁目1-25 B1 9番地イベントスペース
出店期間 2021年7月15~21日
時間 10:00~20:00

参考リンク:カフェサングリアMakuake楽天市場
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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