カラオケも居酒屋も1人で入れない私は、サーティワンにも1人で入ったことがない。注文の流れがよく分からないうえに、アイスの種類が豊富過ぎて迷ってしまうからだ。おっさんがアイス屋でアタフタする姿はあまりにも地獄……誰にもお見せすることはできない。

しかーし、とうとう1人で突撃する日が来たようだ。というのも、2021年7月1日〜19日までの期間限定で「柿の種」もしくは「ハッピーターン」を無料トッピングしてもらえるらしい。これはマジで行くしかねえ……ということで、死ぬほど予習して行ってきた!

・亀田製菓とコラボ

サーティワンでは、ダブルカップまたはトリプルカップを購入すると「亀田の柿の種」か「ハッピーターン」を無料トッピングできるキャンペーンを実施中。意外な組み合わせだが、サーティワン日本1号店とハッピーターンのはじめての発売が1976年という共通点もあるらしい。

そんでキャンペーンサイトでは、全フレーバーと柿の種・ハッピーターンの相性が数値化されている。あらかじめ注文するアイスを決めておくことで、スムーズに注文することができるだろう。よし、丸暗記して行くぞ。

なるほどなるほど……柿の種には「キャラメルリボン」と「ジャモカアーモンドファッジ」で、ハッピーターンには「ストロベリーチーズケーキ」と「ポッピングシャワー」か。キャラメルリボン、ジャモカアーモンドファッジ、ストロベリーチーズケーキ………


よしゃぁああああ!

ダブルカップ(スモール)を2セット、柿の種・ハッピーターンをトッピングして注文。アイスはすべてマッチング度90パーセント以上のものを選んだ。いや、冒頭で述べたとおり、アイスの種類が多過ぎるため「冒険する余裕がなかった」といった方が正確かもしれない。

・実食

さっそく柿の種をトッピングした方からいただこう。柿の種は専用マシンで “ふりかけ状” にしたものをアイスにトッピングしている。キャラメルリボン(97パーセント)、ジャモカアーモンドファッジ(95パーセント)をそれぞれ食べてみると……

想像どおり美味しい。濃厚ねっとりな甘さを感じた直後に、ピリ辛の柿の種が追いかけてくる。うむ、ふりかけ状なのがとても良いぞ。食感もユニークだ。てか「柿の種ふりかけ」はかなり万能な気がする。なんならラーメンとかにもかけたい。覚えておこう。


・ハッピーターンはふりかけではない

つづいてハッピーターンは2枚そのまま入っている。たしかにハッピーパウダーの甘じょっぱさはヤミツキ必至の美味しさだが……甘酸っぱい系のアイスとの相性はどうなのか。


いざ食べてみると……


……あれ、なんか思ったほどパウダー感がないかも。つまり、アイスを乗っけたハッピーターンをカリッと遠慮気味にかじっても、アイスの甘酸っぱさには勝てない。相性の良し悪しではなく、パウダーを感じるためには1枚丸ごと食べるくらいの勢いが必要だろう。

というわけで……


ハッピーターンをダッシュで買ってきた。

これでもったいぶらずに思いっきりいけるぞ。アイスを乗っけてバクっと食べたら……うむ、当然こちらの方がパウダーを感じる。甘酸っぱいフレーバーとハッピーパウダーは意外と合うのかも。個人的にはポッピングシャワー(マッチ度90パーセント)の方が好み。


ちなみに、アイスを乗っけて食べるよりも、アイスを口に運んでから……


ハッピーターンという流れの方がパウダーを感じる。絶妙に合わさるぞ。うまい。

というわけで、サーティワンと亀田製菓の組み合わせを楽しみたい方は、キャンペーン期間中にぜひお店に足を運んでみてほしい。店内で食べるなら柿の種の方がおすすめかな。ハッピーターンを愛してやまない方は、テイクアウトして増量する裏ワザもお試しあれ。


参考リンク:サーティワン「亀田の柿の種・ハッピーターン うまッチングキャンペーン」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.