ここ数年キャンプブームが到来している。とくに昨年来の新型コロナウイルスの影響で、1人で出かける「ソロキャンプ」を楽しむ人が増えているようだ。そんなキャンプで名前を知られるようになった料理がある。「プルドポーク」だ。

米南部を発祥とするこの料理を専門に提供するお店が、東京・原宿に存在した。「トースティガイズ」は日本初のプルドポーク専門店である。一体どんな味なのか? 気になったので確かめに行ってみた!

・米南部の料理

昨年から今年にかけて、キャンプにちなんだ料理を出すお店が少しずつ増えている。たとえば、東京・目黒にはテキサスバーベキューの専門店「ディッキーズバーベキューピット」がオープンしている。ここの売りは、半日かけて燻製した肉料理で、キャンプの定番「燻製」の味を手軽に味わうことができる。



今回紹介するプルドポークも、テキサスバーベキューではお馴染みの料理の1つ。ダッチオーブンで豚肩肉にじっくり火を入れて、細かくほぐして食べるというモノだ。トースティガイズはそれを専門的に提供している。

お店は2020年12月からプレオープンで約半年間営業し、2021年6月4日にグランドオープンを迎えた。お店の外観はポップでかわいらしく、原宿らしい雰囲気だ。


・豚のサブウェイ

メニューを見ると、プルドポークのサンドイッチが全部で18種類もある。トッピングのアレンジもできるので、「豚のサブウェイ」といっても良いかもしれない。


そのほかにバケツに入った「トラッシュカンナチョス」や、「プルドポークタコライス」や「プルドポーク焼きそば」まで提供している。とにかくメニューは豚肉全開だ! それらの中からモッツアレラのプルドポークサンド(税込1090円)と、3色のホイップクリームの乗ったトリプルバニラシェイク(税込720円)を注文してみた。


・豚肉にも活躍の場を!

そして出て来たのがコレだ!


細長いドッグパンの間に、たっぷりの肉とたっぷりのチーズ。軽くバーナーで炙った焦げ目が食欲をそそる。


食べると、パンは内側にもしっかり焼き目がついていてザックリとした歯触り。豚肉はホロリとして柔らかく、噛むと肉汁がしみ出して来る。軽く辛味のきいたバーベキューソースがアクセントになって、肉の甘味がほど良く引き立っている。


よく考えてみたら、豚肉をメインにしたファストフードはあまりないような……。ハンバーガーといえば、大抵牛肉か合いびき肉。サンドイッチだと鶏肉が重宝される。豚肉もファストフードの仲間に入れてやってくれよ!

プルドポークが世間に浸透すれば、ファストフード界に豚肉の活躍の場が増えるかも? キャンプの人気に伴って、プルドポークがより広く親しまれることに期待しよう。

・今回訪問した店舗の情報

店名 トースティガイズ
住所 東京都渋谷区神宮前1-9-30 FREG原宿1F
時間 11:00~20:00(短縮営業中)

参考リンク:PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼トップの青・黄・ピンクの色合いが可愛らしいバニラシェイク

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