エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! それよりついに出たぞ……! レッドブル待望の新フレーバーが本日2021年6月8日、いよいよ発売されたのだァァァアア!!

前作はライム味の『グリーンエディション』。続く今回の新作は、なんと紫! 『パープルエディション(税抜190円)』である!! 実物が編集部に届いたので、さっそくこの俺がバシっとブルっとエナってみたい。さあ、一体何味なんだ!?

・レッドブル新商品

6月某日。「編集部にレッドブルの新作が届いた」と聞いて駆けつけた俺が見たものは、なんとレッドブルではなく……


一冊の本だった。

そうそう、レッドブルってこういう凝ったことをするんだよなぁ。それにしても……何やら魔導書みたいな本である。これもうポッターじゃん。完全にハリーがポッターしそうなヤツじゃんこれ。表紙を開いてみると……


Feel The Magic.

・感じるんだ

まるで当サイトのディズニーマニア・田代が言い出しそうなフレーズで笑ったが、その隣には通常のレッドブルと『パープルエディション』が仲良く1本ずつ。で、一緒に商品説明も入ってたんだけど、そこにはこう書いてある。


「この紫のレッドブルは、従来のレッドブル・エナジードリンクとは違う味を楽しみたい方に向けたフレッシュな巨峰フレーバーのエナジードリンクです」


きょ、巨峰……? その瞬間、俺はエナジーデジャヴ、略してエナヴを感じずにはいられなかった。グレープ味のエナドリってお前……。


ZONeの『マッドハッカー』と同じじゃないか。

・まさかのグレープかぶり

そう、今年4月に発売されたZONeシリーズの最新フレーバー『mad_hacker(マッドハッカー)』も、たしかグレープ味だった。なんだ? エナドリにもファッション業界みたいに「今季は〇〇がトレンド」みたいな流行があるのか? 誰が決めるんだよそれ!

とにかく、ここで一つの可能性が浮かび上がった。もしかすると『パープルエディション』は、『マッドハッカー』とまったく同じ味なのではないか? これは両者を飲み比べて検証してみる必要があるだろう……と、その前に、まずは恒例のエナジーサーチから始めたい。

※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!

・サーチ結果

エナエナ(ふむふむ)。分かっていたことだが、通常のレッドブルとほぼ同じ成分である。カフェインもアルギニンもまったく同じ量だ。強いて挙げるなら、通常ブルには入っているビタミンB2が入ってないくらいか(『グリーンエディション』の時と同じ)。

まあそれはいいとして、気になるのは味だよ味。もし、万が一、『マッドハッカー』と同じ味だった場合、それはもう……俺の手には負えんぞ。あらやだ! ちょっとアタシ怖くなってきちゃったので、無理やりテンションを上げてエナっていきたい。


あそ~れ、エンナエンナジィ~~~!


グビエナ! グビエナ!!


うむ!


グレープソーダ!!!

・完グレ

マジかよ、俺の想像の遥か上を行くグレープレベルだ。ハッキリ言ってエナドリ感は皆無。フルーツっぽい酸味が効いており、レッドブル特有のケミカルな風味は完膚なきまでに封印されている。ザ・グレープソーダといった味わいだ。

てことはつまり……『マッドハッカー』と完全に一致パターンなのでは? 震える手で中身をグラスに注ぎ、ゆっくり口へと近付ける俺。ど、どうなっても知らんぞォォォォオオオオ!


ところが……


全然ちげぇ!!

・別人でした

そう、同じグレープ味でも、両者のテイストはまったくの別物だったのだ。『パープルエディション』がぶどうゼリーを炭酸飲料にしたような味なら、『マッドハッカー』は以前もお伝えした通りファンタグレープそのもの。よって今回の判定は……


アナザーエナジー!!!

・エナジー安堵

いやぁ、よかったよかった。本当に同じ味だったらどうしようかと思ったぞ。まったく違う味なのでどちらがウマいということはなく、これは完全に気分の問題だと思われる。だから両方試して、自分の好きな味を見極めてほしい!

では、スッキリしたところで今回はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:レッドブル
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

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