スシローが本気出してきた……! 2021年6月2日に開始となった「あっぱれ、日本!超すし祭」第二弾を見た時、私(中澤)はそう思わずにはいられなかった。なぜなら、第二弾は「スシロー史上最大!超てんこ盛り」と銘打たれているから。メニューを見てもその冠に恥じぬ爆盛りデカ盛りパラダイス。

第一弾をお伝えした以前の記事で、私は「創業月である6月に色々超えてくるのではないか」とお伝えしたが、見事に期待に応えてきたわけだ。その意気や良し! ならば私も応えよう。スシロー「超すし祭り第2弾」を全部食べてみた!!

・逆写真詐欺

まず、最も推されている税抜き480円(都市型店舗は500円)の「海鮮爆盛りマウンテン」の実態を確認してみよう。スシロー史上最大というこの寿司。


ポスターでは、マグロ、甘えび、サーモン、カニ身、いくら、とびっこが山のように乗っていることが確認できるが、デカすぎて全貌がつかめない。本当にこんな山みたいなヤツ来るの? 注文してみたところ……


予想以上に山だった。まず、シャリが3貫ある。その幅広い面積にこぼれんばかりに盛られているマグロ、甘えび、サーモンなどなどなど! 寿司というより海鮮丼を食べているような気さえしてくる。

・事実、爆盛り

さらに、「てんこ盛りサラダツリー軍艦(税抜き100円、都市型店舗120円)」も、ネタが盛られすぎてアフロみたいになっているではないか。まさにてんこ盛りである。

もちろん、デカネタ系も負けておらず、「超肉厚とろ〆さば棒寿司(税抜き150円、都市型店舗170円)」の分厚さはシャリを押しつぶさんばかりだし、これまたスシロー史上最大だという「超大切り!中とろ(税抜き150円、都市型店舗170円)」が普段の中とろと価格が同じである点も見逃せない

やはり6月のスシローは気合が違う! っていうか、爆盛りデカ盛りのオンパレードすぎてお腹いっぱいになってきた。「ジャンボカニカマ天(税抜き100円、都市型店舗120円)」は相変わらず皿から突き出してるし! 注文レーンを流れるジャンボカニカマ天はもはや攻撃と言える。

・高コスパなネタ3選

キャンペーン商品だけでこんなにお腹いっぱいになったのは初めてかもしれない。キャンペーン外のラインナップを1皿でも食べていたら確実に食べきれなかっただろう。

キャンペーンに的を絞っても1度に食べきれない人が多いのではないだろうか。それほどの量なので、全部食べてみて私が感じた高コスパなネタ3選をお伝えしたい。


・ダブル赤えび(税抜き100円、都市型店舗120円)

赤えびが2貫で100円皿は普通にコスパが良いと思った。てんこ盛りやデカ盛りの視覚的なセンセーショナルさだけではなく、こういったシンプルにお得なメニューがラインナップに入っているところにもスシローの気合を感じる。


・わらじグリルチキン(税抜き100円、都市型店舗120円)

いや、グリルチキンて。色んな気合入ったネタがある中で、これをオススメしていることに自分でもビックリなのだが、デカイだけじゃなく、チキンがふっくら柔らかく仕上がっていて食べる前の想像を超えてきた。100円皿なのも高コスパ。


・てんこ盛りほたて貝柱(税抜き150円、都市型店舗170円)

1つ1つのサイズは小さめだが、量が多いため、総ほたて量は人気商品「ジャンボほたて貝柱」とそんなに変わらないように感じる。で、ジャンボほたて貝柱は2貫で黒皿(税抜き300円、都市型店舗320円)であることを考えると、てんこ盛りほたて貝柱が2貫150円は安い


──と、価格とのバランスを考えると、私的には上記の3つにリピりたくなるコスパを感じた。しかしながら、全体的に気合が入ったネタが多いことは間違いないので、通って自身の好みに合うものを探すのも良いと思う。

ちなみに、「超すし祭り第二弾」は6月20日までだが、最後に店舗に行って分かった情報を追記しておくと、6月23日からは「超三貫盛り」が開催されるようだ。これも「三貫盛り史上最大級の品ぞろえ」とのこと。


ガンガンアクセルを踏み込んできているではないか。やはり創業月は違う。とは言え、6月はまだ始まったばかり。ギアを上げるスシローの祭りに乗り遅れるな!

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼和牛どでかさしとろ(税抜き300円、都市型店舗は320円)

▼プチプチまぐろばくだん(税抜き150円、都市型店舗170円)

▼どっさりかに身てんこ盛り(税抜き100円、都市型店舗120円)

▼ダブル生サーモン(税抜き150円、都市型店舗170円)