沖縄を感じるアイスクリームといえば、アメリカ生まれ沖縄育ちのブルーシールだ。定番フレーバー以外にも、沖縄ならではの「紅イモ」や「サトウキビ」など種類豊富。どれも高温多湿な気候風土に合わせて、軽い口当たりと爽やかな風味にアレンジされているという。

そんなわけなので、毎回どの味を選ぼうか悩んでしまうのだが、先日、沖縄のコンビニで、直営店人気ランキング上位の2種類を組み合わせた “棒アイス” を発見。つまり「悩んだらこれ買っとけ」的な商品だと思われる。ナイスアイデア、もちろん買ってみた。

・ブルーシールのダブルフレーバーアイス

那覇市内ファミマのアイスコーナーで圧倒的過ぎるオーラを放っていたのは「サンフランシスコミントチョコ & ストロベリー」のダブルフレーバー。先に述べたとおり、ランキング上位の2種類が手を組んだブルーシール最強のアイスだ。1本176円、即買いである。

どうやらこちら数量限定の商品らしい。他にも「バニラクッキー & チョコチップ」「ウベ & ピスタチオ」なんかも置いてあった。ちなみに「ウベ」とはフィリピン語で紅山芋とのことで、紅芋よりも粘りがあってまろやかな風味が特徴なのだとか。へ~。

・サンフランシスコミントチョコ & ストロベリー

とにかく買ったのはチョコミント & ストロベリー。ウベが気になりつつも “サンフランシスコミントチョコ” でアメリカの風も感じたいのだ。さっそくパッケージを開けたら、チョコでコーティングされたアイスが登場。良い良い良い……っ

でもって、味も文句なし。パッケージのとおり上半分はチョコミント、口当たりはしっとりなめらかで、カリフォルニア・サンフランシスコの空のように爽やか……というのは言い過ぎかもしれないが、やはりブルーシールを代表するレベルのフレーバーはうまいっ!

・チョコミントとストロベリーの縄張り争い

さあ、中盤あたりからストロベリーアイスも顔を出してきたぞ。ただ、チョコミントもしぶとく残っているもよう……どうやらきっちり半分というわけではないようだ。となるとチョコミントとストロベリーの縄張り争いもビミョーに気になる。

まあ個体差も当然あるはずなので参考程度に結論を申し上げると、爽やかで甘酸っぱいストロベリーは全体の4割程度、チョコミントが約6割でチョコミントの勝利でした。はい。

それはさておき、実は今回、夜遅くに那覇空港に着いて、翌日「金髪リーゼント」にしてから夕方空港に戻るというスケジュール。コンビニでささやかながら沖縄、そしてアメリカを感じることができて良かった。海を見るのはまた今度だな。

とにかく、ブルーシールのダブルフレーバーはお得感があって良い。数量限定なので完売している店舗もあるかもしれないが、鉄板フレーバーを色々味わいたい方は覚えておいてほしい。コンビニで気軽に買えるのはいいよね。ぜひっ!

参考リンク:ブルーシールアイスクリーム
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.