ピーナッツ! ついに第10号の大台に突入!! 全100号中わずか10号目! 完成まで残りあと90冊!! ゴールまでの道のりは果てしないが、それでも続くよこの企画。週に一度のお楽しみガチ連載「週刊デアゴスヌーピー」のお時間でありんす。

お伝えした通り、前号のカーテン&ベッドカバー作りで私(あひるねこ)は大いに苦戦した。特にベッドカバーに関してはやや失敗してしまったワケだが、今回はバッチリ仕上げることができるのか? しかし、そんな私を待っていたのは、デアゴスティーニという名の内職だったのである。

・第10号の中身

それではいつも通り中身を取り出してみよう。まず最初に出てきたのは、前回のオラフと同じくスヌーピーの兄弟・アンディ。顔はスヌーピー似だけど、毛がもしゃもしゃしていてカワイイ。


続いて「3兄弟」のシーンのベッド。


床板は後の号で使うらしい。


そして……え? 植木鉢? 嫌な予感がする……


と思ったらハイ出ました、ピンセットです。

・終了

まだ何もしていないが、すでに分かる。この植木鉢はヤバイ。おそらく素人がうかつに手を出してはいけない類のとんでもない魔物だ。やりたくねぇ……。何をさせられるのか分からないけど、この作業やりたくねぇ……!

恐怖に震えつつ、まずはベッドを組み立てていく。途中まではパーツを差し込むだけなので超簡単だ。


出来上がったら本体の周囲に両面テープを貼り……


前号でやや失敗したベッドカバーを当てる。

・地味に困難

で、ここからがけっこう難しい。ベッドが自然な風合いで仕上がるよう、かつシワにならないよう気を付けながら、カバーをベッド本体に貼っていかなければならないのだ。同時に、カバーの裏に取り付けてあるワイヤーで動きも出していく。

足側は部分的に少し浮かせる必要があり、この微妙な調整ががまあムズい。どうやってもどこかがシワになってしまう……。

でもまッ! 何事も妥協は必要よね。ってことで、完璧とは言えないまでも、ある程度カタチになったらベッド本体のくぼみにオラフとアンディのフィギュアをセットしよう。やはりカバーの仕上がりが気になるところだが、それでもめちゃくちゃカワイイぞ。


さてさて、ベッドの作業の後は、いよいよメインディッシュの登場だ。今から植木鉢を作っていく……って


え?

・困惑

一体、何が起きたというのか。植木鉢を作ろうとしていたのに、気付くと私は花シートをカッターナイフで切っていた。何を言っているのか分からねーと思うが、俺も何をしているのか分からなかった。というかその前に……


小さすぎるだろこの花……!

・激ミクロ

小っさ! ほぼホコリやん!! 花シートはAからEまで5つのパーツに分かれており、もっとも小さいEの直径はまさかの約1.5ミリである。だからホコリやん!

しかし、それでもデアゴスティーニは止まらない。Aのパーツの形をカップ状に整えさせたかと思ったら……

そこに同じくカップ状に整えたBのパーツとCのパーツを、ピンセットとボンドを使って上手く貼り合わせろというのだ! てめーら他人事だと思って好き勝手言うんじゃねェェェェェエエエエ!!

それができたら、今度は緑の葉シートから切り離した葉っぱのパーツにピンセットで軽く折り目をつけて、そこにたった今作った花をボンドで貼り付けていく。集中……! 指先に全神経を集中しろ……!!

いや~終わった終わった。次は簡単な作業だと助かるんだけど……というコチラの期待を完全に裏切っていくのがデアゴスタイルだ。ここまで作ってきた私も、さすがに次の指示は二度見せざるを得なかった。まさか……


さらに小さい花を作る羽目になるとは……!

・超難度

アカン、もう限界でやんす。花ができたら植木鉢の内側にボンドをつけ、そこに花や葉をバランスよく差していく。ここで失敗したら終わりぞ。


プルプルプルプル……

この植木鉢を、第2号で作った「部屋でのくつろぎタイム」のサイドテーブルの上に飾れば……


ついに完成である……!

・エピローグ

大変だった。毎回言ってる気がするけど、今回は本当に大変だった。作業があまりにも細かすぎた。時間もいつもと比べてだいぶ掛かってしまったぞ。しかしその甲斐あって、完成した植木鉢は非常に素晴らしい出来に。自分で自分を褒めてあげたい気分だ。

それにしても驚いたな。デアゴスティーニかと思って作ってみたら内職でした。そんなコウメ太夫みたいなことが実際に起きるなんて(コウメ太夫よりはまともだが)。こうして私は今回、デアゴスティーニに造花を作るという内職をさせられたのである。それでは次回もお楽しみに。ピーナッツ!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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