マジかよ──。つい先日、激安スーパー『ロピア』デビューを果たした私、P.K.サンジュンは、何度もそう呟かずにいられなかった。肉・魚・野菜・調味料……その全てが破格。だって、国産豚モモスライスが100グラム99円ですよ? 国産ムネ肉は100グラム49円ですよ? まさに「マジかよ」である。

中でもワクワクが止まらなかったのが、総菜コーナー。もっと言えば店内調理の「弁当」である。ズラリと並んだ弁当は安いだけではなく、見た目も完全に当サイト向き。つまり、野郎どもが大好きなそうな “ガツンと系” の弁当のオンパレードだったのだ。

・ロピアとは

激安スーパー、ロピア。おそらく読者の方の中には『ロピア』をご存じない方も多いハズ。2021年3月現在、ロピアは関東を中心に50店舗弱を展開しているスーパーで、都内には9つの店舗を構えている。だがしかし、都心部への進出は果たしておらず、実力の割に知名度はさほど高くないのが現状だ。

かくいう私も偶然ロピアデビューしただけであったが、ロピアはマジでヤバい。詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいが、マジで近所にロピアがある人が羨ましすぎる! その理由は以下でご紹介する5つの弁当をご覧いただければ、おわかりになるハズだ。

・豚バラチャーシュー飯(498円)

ご飯の上に極厚のチャーシューがドドーンと2枚ものった男気溢れるビジュアル。これにワクワクしない男などこの世に存在しないことだろう。箇所にもよるが、チャーシューはセンチあるほど分厚く、ペラペラではない。はい、優勝です。

しかもお値段は驚異の498円とくれば、これ以上言うことはあるまい。ちなみにチャーシューの味は、どちらかというとベーコンっぽい感じがした。


・中華彩り弁当(498円)

当サイトのメンバーが色めき立ったのが「中華彩り弁当」である。なぜならロケニュー御用達の「隨園弁当」と同じ500円でありながら、とんでもなくバラエティー豊かなメンツがそろっていたからだ。

まず、メインにはチャーハンと焼きそばのツイントップ。加えておかずは唐揚げ・エビチリ・タマゴ炒めの3種類。今でも隨園弁当は新宿最強コスパ弁当だと信じて疑わないが、ロピアが近所にあったら浮気してしまう可能性は否定できない。


・カツ丼 竹(598円)

カツ丼で598円ならば至って普通の価格である。なんなら500円のカツ丼だってあるが、なんとロピアの「カツ丼 竹」はカツが2枚入って598円! 分厚いカツが2つ入って598円なのである!! 

手に持つとズッシリ重く、ぶっちゃけ中年の私は1人で平らげる自信が無い。このボリュームで598円とは恐れ入る。


・二色丼(680円)

前身が肉屋だけあって、とにかく肉が安いロピアであるが、魚もかなり安い。パッと見、二色丼は「普通かな?」と思いきや、とんでもない量のマグロとブリが入っていた。

なんなら、ご飯より刺身の方が多かったくらいだから、食べ応えは十分。要冷蔵のため弁当コーナーには陳列されていないが、寿司や海鮮丼なども必ずチェックしておきたい。


・バターチキンカレー(350円)とナン(150円)

実は最も衝撃を受けたのがコレ。安いからではない、とにかくウマかったからだ。一般的に甘めのバターチキンカレーは当たり外れが少なく、どこで食べてもある程度はウマい。……が、ロピアのバターチキンカレーは、これまで食べてきたどのバターチキンカレーよりもウマかった。

ただ甘いだけではなく、本格的なスパイスが効いたバターチキンカレーはまさに絶品。どうやら「元インド日本大使館料理長」が作っているらしいが、それにしてもウマい。残り2つのカレーも買って来ればよかった……今でも後悔している。


ご覧のように、ロピアにはグッとくる弁当が多く存在した。全て税抜き価格ではあるものの、どれもかなり高コスパな弁当ではないだろうか? 個人的には近所にロピアがあったら週3でロピ弁でもイイ。

というわけで、今年はロピア及びロピ弁が来る予感がヒシヒシするから、激安スーパー「ロピア」をどうぞお見逃しなく。ロピア、とりあえず生活圏に出来てくれ。

参考リンク:食生活ロピア
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.