ここ1年ほど、新幹線に乗っていない。新幹線に乗ってビール飲みながら駅弁食べて、窓の外の景色を眺めてダラつきたい。そしてシメに、スジャータのカチコチアイスを食べたい。

しかしながら、今の世の中ではおいそれと新幹線にも乗れず。なんだかなあと思っていたところ、手軽に旅気分を堪能できるアイテムを発見。そう……あのスジャータアイスである!!

・スジャータアイス大人気

スジャータのアイスクリームと聞くと、新幹線の車内販売が思い浮かぶ人は多いことだろう。ただし新型コロナウイルスにより利用客の変動があることを受けてか2021年2月現在、山陽新幹線での車内販売は休止している。

しかし嬉しきかな。このたび、山陽新幹線ネットショップにて販売がスタートした。ラインナップはバニラのみ・抹茶のみ・バニラと抹茶の3種で、いずれも12個セット。3種とも価格は税・送料込みで4800円だ。

オンライン販売だから、サクッと買って自宅で楽しめるぞ……と喜んだのもつかの間。ものすごい人気で、なかなか購入まで至らない。毎度、あっという間に完売してしまうのだ。

記者は2回チャンスを逃してしまったが、3度目にしてようやく購入できた。バニラと抹茶のセットをゲットだぜ!! 


・カチコチっぷりを確かめる

取り寄せとなれば、新幹線で食べるようにカチコチとはいかないのではないか。ちょっと柔らかくなったりしているんじゃないだろうか。手元に届いたアイスで、そのへんを確かめてみるとしよう。

バニラは紺色、抹茶は緑色のパッケージ。微妙なノスタルジックさを醸し出す、このビジュアルが好きだ。さっそく蓋を開けると、アルミで封がされている。コレコレ~! と思いながら、封をペロッとはがす。

見慣れた美味しそうなアイスの登場だ。手で持った感じは結構カチっとしてそうだったが、さすがに各地を経由してやって来たのだ。少しは柔らかくなっているだろう。そう思いながらスプーンを刺してみたところ……

相変わらずカタい!!!! めっさカタい!!!!!! 手にしていたスプーンを放しても、勝手に直立してくれるくらいにはカチコチだ。なにをどうしたら、これほどカタいアイスができ上るのか。

作り方や材料に秘密があるのかもしれないと、じっくり考え込んでしまいそうになる程にカタい。しかしこれぞスジャータアイス。口に入れて目を閉じれば、新幹線内の情景が目に浮かぶというものだ。

味については今さら説明するまでもなく、当然ながらの美味しさだ。濃厚でありながらサッパリさもありで、いくらでも食べられる。12個完食できるかなあと、ほんのちょっぴり心配だったが、こりゃあ、あっという間にペロリですわ。

そんなこんなのスジャータアイス、いつまで山陽新幹線ネットショップで販売されるのか現段階(2021年2月末)では決まっていない。山陽新幹線で車内販売が再開する前日まで、売られるとのことだ。つまり、今だけなのだろう。

さあ、みなさんもあのカチコチアイスを我が家で堪能してみてはいかが? 

参考リンク:山陽新幹線ネットショップ「スジャータアイス」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼新幹線のあのアイスを取り寄せ出来ちゃうぞ

▼新幹線に乗りたくなるビジュアルだ

▼相変わらずカチコチでした

▼そして相変わらず美味しいです

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