高品質・低価格で知られるディスカウントスーパー『オーケーストア』。「変わらない品質でどこよりも安い」と掲げるその姿勢は、まさに庶民の味方の最強激安スーパーだ。
そんなオーケーストアは弁当も熱い。299円のロースかつ重を始め、様々な弁当が破格で売られているが、中でも一番安いのが「のり弁」である。なんと税抜き198円(会員価格193円)だ! ほっかほっか亭ののり弁が334円のこのご時世に安すぎるだろ!!
・のり弁とは
ところで、あなたはのり弁と聞くとどんなおかずを想像するだろう? 海苔はもちろんとして、多くの人は白身魚のフライとちくわ天を思い浮かべるのではないだろうか。本家のほっかほっか亭では、一番基本ののり弁のおかずがこの2つで、唐揚げが1個加わると「のり唐揚弁当(税抜408円)」に格上げとなる。
・衝撃
まず、私がオーケーストアののり弁に衝撃を受けたのはこのおかずであった。い、いや……おかずというよりは、まったく理解を超えていたのだが……あ、ありのまま起こった事を話すぜ!
198円なのに唐揚げが入っていたかと思ったら……
目玉焼きまで入っていた!!
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。白身魚のフライ、ちくわ天、唐揚げ、目玉焼きは確かに海苔の上にギュウギュウなのだ。198円なのに。
ちなみに、食べてみると味はスーパーの総菜クオリティー。さすがに激ウマとはいかないけれど、この価格なら満足度は高い味のようにも思う。白身魚のフライとちくわ天なんて、どこのヤツでもそんなに変わらないしな。
・コスパが良いだけではない
まさに、変わらない品質でどこよりも安い一品。しかし、実はオーケーストアののり弁はコスパが良いだけではない。私がコスパと同じくらい衝撃を受けたのは……
のり弁にバリエーションがあること。
もう1つののり弁は『のっけ鮭弁当(イカフライ)』という。こちらは、鮭、イカフライ、ちくわ天、卵焼きが乗って198円。価格が価格だけに鮭は小さめだが、食べてみたところ、塩辛い味にご飯が進む。
・のり弁本来の魅力
なんでもない味。されど、感じる満足感。激安なだけではなく、好みによって選択肢まで用意されているオーケーストアののり弁は、隙間にぴったりハマる形をしている。
これぞのり弁本来の魅力。手を抜きたい時、何食べるか考えるのすら面倒くさい時にこそオススメの一品と言える。198円だし。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.