皆さんは知っていただろうか? レンタルビデオチェーンの「GEO」がこっそり食料品販売のお店をオープンしていたことを。都内にまだ2店舗しかないうえに、大々的に告知もしていない。本当にコソっと営業を開始ていたのである。

行ってみると、ここはコンビニか? スーパーマーケットか? どちらにも似ているけど、そのどちらでもない種類のお店であることがわかった。何かと手軽で、近所に1軒欲しいタイプのお店だ。

・新スタイルの店舗

お店の名前は「GEO-YA(ゲオヤ)」という。現在(2021年2月)は板橋区の蓮根と常盤台にそれぞれ1店舗ずつしかない。どちらのお店もこの1月に誕生したばかりで、おそらく地元の人しか知らないかもしれない。一見コンビニみたいだけど、お店の立て看板を見ると「ゲオグループが運営する食の新スタイル店舗」と書かれている。


中に入ってみると、コンビニと違って弁当類が一切ない。おにぎり・サンドイッチ・デザートなど、コンビニでは主力となりそうなものがまったくなく、パン・菓子・カップ麺など、消費期限にとらわれない商品が豊富に取り揃えられている。


入り口付近には駄菓子もたくさん並んでいた。


そして会計はセルフレジのみ。現金・クレジットカード・電子マネー・QR決済などに対応している。


セルフレジの導入店では、まだ取り扱いが少ないたばこと酒の販売も行っている。また、最近はコンビニもスーパーもレジ袋有料が当たり前になっている中で、レジ袋を無料で配布している。



・事後会計のコーヒー

常時1~2名のスタッフがいるものの、お店の形態としては、無人店舗に近い印象だ。ほかのお店ともっとも違うのはコーヒーマシンの扱いではないだろうか。

多くのお店が事前会計でコーヒーを購入する仕組みを採用しているのに対して、このお店は事後会計。セルフでコーヒーを落とした後にレジで会計を行う。完全無人なら飲み逃げなんてこともありそうだが、スタッフが常駐しているから事後会計でも問題ないのかも。


ちなみに500円の年会費を払うと、たばこを除く全ての商品が10パーセント引きになる。つまりコーヒー1杯通常100円が、90円になってしまう。ここまで安い淹れたてコーヒーは、コンビニでも提供していないだろう。


・喫煙所がある!

なによりも喫煙者の私(佐藤)にとって有難いのは、店内の喫煙所だ! 喫茶店でさえも喫煙が難しくなってきている状況で、店内に喫煙所を作ってくれるのは助かる! まるで喫煙者の避難所のようだ!!


短時間なら、たばこを吸いながらコーヒーを飲むこともできてしまう。喫煙者には大変喜ばしい! 生活圏内にあったら、毎日通うよ、マジで!
(※喫煙所は飲食禁止であることに気づかず、コーヒーを飲んでしまいました。申し訳ございません)


・店舗型の自販機

コンビニのようでコンビニではない。スーパーのようでスーパーではない。何もかもが少しずつそれらと違っている。強いて言うなら、「店舗型の自動販売機」だろうか。無人店舗ではないけど、買い物のプロセスは全部セルフで完結できてしまう。基本的にスタッフとアレコレやり取りしなくて済むので、とても気が楽だ。近所にあったら、ちょっとした買い物に重宝しそうである。さらなる店舗の拡大に期待したい。

・今回訪問した店舗の情報

店名 ゲオヤときわ台駅前店
住所 東京都板橋区南常盤台1-23-14
時間 24時間営業

参考リンク:食料産業新聞社
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24