エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! さあ皆の衆、ついにキタぞ……。レッドブルの新フレーバーがいよいよ発売されるのだ! うおおおおおお!! これは祭りである!

明日2021年2月2日より全国で数量限定販売される待望の新作、その名も『レッドブル・エナジードリンク グリーンエディション(税抜190円)』。発売に先駆け、実物が編集部に届いたのでさっそく飲んでみることに。よーし、祭りだ祭りだーーーーい! ところがこの後、思いもよらぬ衝撃の事実が発覚することになる……。

・レッドブル新作

レッドブルの新フレーバーというと、去年発売された『ホワイトエディション』がまず最初に思い浮かぶ。その名の通り白を基調としたジャケットで、飲んでみるとほぼネクターピーチみたいな味だったことは記憶に新しい。



そして次に登場するのが今回の主役、緑のレッドブルこと『グリーンエディション』なのだが……これがまた思っていた以上に緑でレッドブル感があまりない。何やら東南アジアの路上で売られていそうな雰囲気である。



と言っても、成分自体はレッドブルそのもので、もはやエナジーサーチが必要ないくらいレッドブル。なんだけど……するか? 一旦エナジーサーチしとくか? そんなにサーチが欲しいのか? しょ~がね~な~~! それではエナジーサーチだ!! ※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!

・サーチ結果

エナエナ(ふむふむ)。サーチしてはみたものの、完全にレッドブルである。100ml当たりのアルギニンが120mg、カフェインが32mg。他の成分もほとんど通常レッドブルと同じ。カロリーまで同じだ。強いて挙げるなら、通常ブルには入っているビタミンB2が入ってないくらいか。



カップに注ぐと、緑かと思いきや普通に白い。


飲んでみると……


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> ラ、ライム味!! <
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と、一応驚いてみたが、これはあらかじめレッドブル公式がアナウンスしていた通りである。すっきりはじける後味爽やかなライムフレーバー、それが『グリーンエディション』なのだ。加えて実際に飲んでみた印象としては、思った以上にライムの香りや甘みが強い。

・しっかりライム

「ほんのりライムフレーバーでありんす」ってよりは「オラ! ライムを食らえ!!」みたいなクッキリした味で、レッドブル側の「我々は清涼飲料水ではない。エナドリである!」という強い意志とエナジーを感じるぞ。そう、エナドリとはアティチュードなのだ。



それではここで、超久しぶりに初代エナジーマン・GO羽鳥にも飲んでもらうとしよう。たぶん『アワライズ』以来の登場だ。ささ、グビッとやってくれい! ところが次の瞬間……エナを極めし羽鳥の口から、驚くべきが発言が飛び出した。



羽鳥「うむ。たしかにライム味だが、これは……ライム味ではないな


・意味不明

ちょっと何を言っているのか分からない。ライム味だっつってんだろ、話聞いてたのか。はッ! さてはテメェ……すでに何かキメてやがんな!? ガンギマってんのかコラ!! 思わず然るべき機関に密告しかけたが、羽鳥によると、つまりこういうことらしい。


羽鳥「このレッドブル、たしかにライム味ではあるのだが、もっと近い味を俺は知っている。それは、ベトナムのグレープフルーツによく似た果物『ブーイ(bưởi)』だ」


ブ、ブーイ……? 何だそれは、初めて聞いたぞ。羽鳥によれば、ブーイとはベトナムのスーパーやコンビニで普通に売られている柑橘系の果物らしい。『グリーンエディション』はライムというよりは、そのブーイとやらの味に限りなく近いと羽鳥は指摘しているのだ。



羽鳥「ああ、こうしているとベトナムを思い出す……。また行きてぇなぁ、ベトナム……」


ゆっくりと目を閉じ、さらに深く深くキマっていく羽鳥。こうして俺は、レッドブルに関する衝撃的な事実を知ることになった。新登場の『グリーンエディション』、その正体は……ライムフレーバーではなくブーイフレーバー。

ぜひ皆さんもベトナムの味を感じていただきたい。というワケで今回はここまで! また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:レッドブル
Report:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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