ジャンボ〜! チャオスです。ケニアの首都ナイロビでタクシー運転手やっとりますチャオスです。今回はね、ナイロビで生活するマサイ族、つまるところシティマサイの「やくそう屋さん」を紹介しよっかなーって。

彼の名前はドクター・オレカシンデ。「やくそう」専門のドクターだ。とはいっても、別に医師の学校を卒業したとかそんなんじゃなく、あくまでも「マサイの世界のドクター」だ。もしも彼に診察してもらいたいなら……

ゴン・ロード沿いにあるショッピングモール「Dagoretti Corner」あたりに行けば会えるかも? 特定のお店(病院)とかは持っていない、あくまでも風来のやくそう屋、それがドクター・オレカシンデだ。

どんなやくそうを売っているのかというと、それはもう、なんでもだ。あなたが治したい症状を彼に伝えれば、ドクター・オレカシンデはさまざまなやくそうを調合し、あなただけの「スペシャルやくそう」を作ってくれる。

ちなみに値段は完全に言い値。あまり大きな声では言えないけれど、ちょっとしたコツもある。もしも彼が「200ケニアシリング(約188円)だ」と言ったら、「いま100シリングしか持ってない」と言ってみよう。そしたらほぼ確実に100シリング(約94円)になるから。これ豆知識ね。

てな感じで、やくそうの価格は1回100シリング(約100円)くらいだと思ってもらえればOKだ。もしも興味があったら、彼に会いに行くと良い。

え? オレ? もちろんオレも買ったことあるよ。おなかの調子が悪かったんで、ドクター・オレカシンデに調合してもらったこと、過去にある。でも、いざ やくそうを飲んでみたら、逆にピーピーになっちまった。なので、オレは二度と買わないって決めてるんだ。でも彼は悪いヤツではない。オレの体に合わなかっただけ……だと思うよ。では、クワヘリ!


Report:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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