2021年は漫画『キングダム』にとって節目の年。連載開始15周年目なだけでなく、4月からはアニメ第3シリーズの放送再開、さらに夏には原画展が東京と福岡(以降、全国巡回予定)で開催される。
今から楽しみで待てない! そんな人も多いに違いないが、2020年12月22日から激アツ商品が販売されていることをご存じだろうか。「やまやドライ明太子 うまだし茶漬け」がそうなのだが、なんとメインに据えられているのが「秦の怪鳥」こと王騎将軍なのだ……!!
・オンラインでも購入可能
『キングダム』とコラボしている同商品は、辛子明太子の株式会社やまやコミュニケーションズと株式会社ウララキューブが出したもの。やまや公式オンラインショップ・直営店舗・全国の駅・空港(一部、取り扱いのない場合があり)で販売しており、今回はオンラインで購入した。なお、値段は税込880円(送料別)。
数日後、商品が到着して開封すると、「また熱い時代が来ようとしているのかもしれません」という名セリフとともに王騎将軍がパッケージに描かれていた。これだけでも王騎ファンにはたまらないが、ここで漏らしていては身が持たないだろう。というのも!
同商品はなんと海苔アートで王騎将軍の顔を再現することができるのである。真顔、怒り、笑顔……もしかしたら実写版で王騎になった大沢たかおさんの顔……といろいろと妄想がはかどるが、とにかくご尊顔を拝むとしよう。
・用意するもの
物自体はお茶漬けだけに作るのは簡単。作り手としてはご飯と容器を用意したら準備完了だ。
まずは箱からかやく、ドライ辛子明太子、そして王騎の顔をした焼のり(真顔!)を取り出して……
容器にご飯を敷き詰め〜の
明太子を置き〜の
あとは「王騎の矛」ならぬ「王騎の海苔」を置けば……
完成!!
明太子を王騎の唇にするとはよく考えたものだが、海苔と組み合わせた出来は食べるのがもったいないほど。どう見ても王騎の顔で、これは大人だけでなく子どもも喜ぶに違いない!
しかしながら楽しい時間は一瞬とよく言ったもので、残念なことに王騎のシャッターチャンスは少なかった。そう、本格的にお茶漬けを完成させようと かやくを入れたら……
王騎の顔面が崩壊したのだ
でもでも、ここから何か見せ場があるかもしれない。なにせ、やまやは明太子の老舗。もしかしたら王騎の生存ルートを残していたとしても不思議じゃない。何か特殊な技術が使われていて……なんて期待しつつお湯を入れたところ……
なんと……!
うわあぁぁぁ!!
私のやり方がダメだったのかもしれないが、あっという間に単なる明太子茶漬けになってしまった。インスタ映えするのはお湯を注ぐ前。後の祭りにならないよう、写真を撮るタイミングには気をつけよう。
・お茶漬け自体は美味
味の方はさすがのやまや。イイお茶漬けを食べてるなぁ〜といった感じでしっかりしていた。ちなみに箱には王騎が2セット入っているのだが、明太子はドライで保存が効くため賞味期限をそこまで気にしなくていいから嬉しい。キングダムファンは節目の年に王騎の顔を作ってみるのもいいかも。