この世でもっとも良心が詰まった福袋は何かと聞かれたら、私(佐藤)はアジアン雑貨店「元祖仲屋むげん堂」の福袋を挙げたい。なぜなら、内容が充実しているだけでなく、とても安いからだ。今年も買ってみたところ、やっぱり良心的! あまりにもお客様本位であるために、買うのが申し訳なくなるほどだ。

・価格は据え置き2000円

むげん堂の初売りは1月2・3日の2日間。吉祥寺弐番組・渋谷参番組・高円寺純情商店街八番組の3店舗でそれぞれ2000円の福袋を販売している。なお福袋は毎年大変な人気なので、店舗によっては早々と売り切れになってしまうようだ。


2019年10月に消費増税が行われたにもかかわらず、価格は増税前のまま据え置きで2000円。それだけでも買う側からしたら十分有難いのだが、感謝するのはまだ早い。ここの “お得” は消費税ごときには留まらないのだ。


・充実の中身

今年の福袋はタイダイ柄のショルダーバッグに入っている。この袋だけでも1000円くらいの価値がありそうだが、これはただの外側に過ぎない。大事なのは中身! さっそく見ていこう。


まずはシングルのベッドカバー。


それにスカーフにクッションカバー。


さらにステンレス製の調味料入れ(塩・コショウ)、ヘアバンド、陶器の置物、木の置物、鈴付きのキーホルダー、ライオンのアップリケの小物入れ、麻の小銭入れ。ショルダーバッグ込みで全11点である。


さらにさらに毎年初売り時には、オリジナルカレンダーも付いてくる。


まだ終わりじゃない! 会計時に仲屋むげん堂の公式Twitterに投稿されている「2021初売り50%金券バック」の画面を見せると、半額分の金券が返ってくる!


2000円払ったら1000円分の金券が返ってきた! 実質半額じゃないか!!


本当に毎年恐れ入ってしまう。ただでさえ単価の安いお店なのに、ここまでやられてしまうと「今年も使わせてもらおう」と心から思えてくる。できるだけ長くお店が続いて欲しいので、個人的には来年から福袋を3000円に値上げしても良いと思うのだけど……。とにかく2021年もむげん堂にお世話になります!


参照元:Twitter @MUGENDO1978
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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