お値段がちょっと高いけどその分ハイグレード商品が揃っている高級スーパー、紀ノ国屋。ロケットニュースではその福袋を長年にわたってレビューし続けているザマスが、ぶっちゃけて言うと「中身は毎年そんなに変わらない」のだ。

今年(2021年)もそうザマスだろうな──と、思っていたら! 今年はソト(袋)もナカ(内容)も、お値段も大きくリニューアルしているではないか! さっそくごらんあそばせ。

・紀ノ国屋の新春ハッピーバッグ(税込1728円)の中身

・オーガニックドリップコーヒー
・豆乳ドーナツ
・チョコレートバウムクーヘン
・ラー油せんべい
・ポンデケージョ風チーズパン
・ジッパーバッグ
・エコバッグ

では、去年までの相違点をざっくりあげていくと、まずはなんといっても価格が大きく下がったことだ。例年は3000円台と5000円台の福袋から選べたが、今年は1728円オンリー! かなりお求めやすくなったのではないだろうか。

続いて福袋の中身だが、値下がりに伴い商品が減るのは当然としても、そのラインナップが全とっかえであることに驚いた。

なにをそんなに驚くのだと疑問に思う人もいるかもしれないが、去年までは「蜂蜜カステラ」や「歌舞伎揚げ」といった定番商品が必ずと言っていいほど入っていたのだ……! 2018年も、2019年も、2020年も! あの大御所たちが脱退するなんて……。それ以外の商品に関しても、毎年マイナーチェンジするぐらいにとどまっていたのだが、まさかここまで様変わりするとは予想外だ。

とはいえ、今年の福袋を全体的に見るとコーヒーあり、甘い系あり、しょっぱい系あり、さらにはキッチン雑貨もあり! 少ないながらもバラエティの富んだラインナップと言えるので、特に不満はございません。むしろ 値段が下がって内容が洗練された、というのが筆者の抱いた個人的な印象だ。

ちなみに例年ではハッキリと「福袋」という商品名をうたっているのだが、今年(2021年)は「ハッピーバッグ」に改称。また、去年までは紀ノ国屋の「紙袋」での提供だったのが、小サイズのエコバッグへと変更されている。紀ノ国屋ブランドのバッグがついてくるのは嬉しい、という人も多いのではなかろうか?

1728円のハッピーバッグに7つの商品(エコバッグ込み)が入っているとなると、それぞれの商品の平均価格246円。買って損はないかと思うので、普段からあまり紀ノ国屋を利用しない人こそ、ぜひ手に取ってみてくれ!

Report:ショーン
Photo:RocketNews24.

こちらもどうぞ! → 「2021年福袋特集」

▼エコバッグ

▼エコバッグの内側には小っちゃいポケット付き

▼オーガニックドリップコーヒー

▼豆乳ドーナツ

▼チョコレートバウムクーヘン

▼ラー油せんべい

▼ポンデケージョ風チーズパン

▼ジッパーバッグ

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