とにかく、2020年激動すぎ問題なんであるマジで。世界中で新型コロナが蔓延したと思ったら、その数カ月後に第一子が誕生するとかどうなっとんねん。同じ年に起こることじゃねーぞ、もっと散らせ散らせぇ! というワケで、さっそく私(あひるねこ)の私的ベスト記事をご紹介していきたい。

今年、私が執筆した記事は全部で300本ちょっと。その中から「これは書いてて楽しかったし、同時に異常な速度でくだらないな」と思ったモノをいくつかピックアップしてみた。年末の慌ただしい時期に読むにはいささか不毛が過ぎる可能性も捨てきれないが、それでも一向に構わんッッという心穏やかな猛者はぜひ目を通してみて欲しい。準備はいいか? 私はできてる。

【感動】廃車寸前の中古車をプロに「コーティング加工」してもらった結果…ほぼ新車みたいになった! 雨が降っても洗車代わりになるぞ!!

冒頭で「不毛が過ぎる」と言っておきながら、いきなり本年度最高レベルの感動大作が登場でありんす。2014年の購入以来、出川哲朗ばりに体を張りまくってくれている当サイトのアイドル・980円ミニカちゃん。しかし、先日ついに事実上の余命(廃車)宣告を食らってしまう。ミ、ミニカァァァァァアアアアア!

そこでこれまでの苦労をねぎらうべく、車のプロに車体を「コーティング加工」してもらったのがこの記事だ。まるで新車みたいにピカピカに生まれ変わったチャンミニの姿には号泣不可避。そろそろ編集長・GO仁田厚と「負けたら即廃車! 異種間電流爆破マッチ!!」を本気でやってもらいたい。


【想定外】テイクアウトの弁当が汁漏れするので業務用「出前機」を買ってみた結果 → ウーバーイーツの雑魚キャラみたいになったでござる


【革命】ママチャリの荷台に業務用「出前機」を取り付けたらウーバーイーツの最終形態みたいになった


コロナ禍だからこそ生まれた異形のアホ記事。前後編になっているため順番に読んでもらった方がストーリーは分かりやすいと思われるが、別に読まなかったところで人生に何ら影響はないので安心して欲しい。ただし、業務用出前機の実力はガチ中のガチ。一見の価値ありだ。

あと個人的な話をすると、ここ最近みんなしてYoshioのことをアホアホ書きすぎたせいで、Yoshioがアホなことに若干飽きつつある。できれば来年は次のステージに行きたい。


【嘘やろ】マスクのプロが勧める「外出時にマスクをしたまま水を飲む方法」が人としてギリギリすぎた

地獄のような暑さの中での撮影だったが、星児さんが陸上で溺れかけるシーンはマジで膝から崩れ落ちるくらい爆笑した。その楽しいバイブスが記事にも表れているように思う。まあ、頭から爪先までどこを切っても意味不明な内容ではあるのだけど。

ちなみにこの記事には続きがあり、Yoshioも登場でさらにカオスな様相を呈することになる。しかし、意味の分からなさがいよいよ限界を突破してしまったため、今回のリストからは省略させていただいた。やはりあの2人が揃うとロクなことにならない。


瑛人さんの気持ちがもっと知りたいから「ドルチェ&ガッバーナ風呂」に入ってみた

「ドルチェ&ガッバーナ風呂」というワードの面白さのみで最後まで駆け抜けたような記事。そのせいか、謎の疾走感があって個人的には気に入っている。今回改めて分かったのは、とりあえず風呂にして入っておけば、それはロケットニュース的な何かになるということだ。佐藤さんの画力(えぢから)も相変わらずパない。

あと画像じゃ伝わらないと思うけど、ホントにすごい匂いだったんだよ。伊勢丹の1階かと思ったぞ。


【断言】生まれて初めて「育休」を取ってみて分かったこと → 母親1人の育児はマジで無理ゲー

これに関しては、言いたいことは大体すべて記事の中に置いてきた。男女問わず、そして子供が生まれる生まれないにかかわらず、なるべく多くの人が共有しておくべき事柄ではないかと考える。社会ってのは、一人が変わるだけではなかなか変化しようとしないからだ。


【ガチ】もっとも履き心地のいい「ベビー用おむつ」が知りたいので、実際に履いておしっこを漏らしてみた

可愛い可愛いジュニアのため、私にできることは何だろう? と考えた結果、ベビー用おむつにガチ放尿して、本当に履き心地が良いのはどれかを知ろうとした記事。おむつレビューは数多くあれど、こういった形で試した人間は過去にいないのではないか。今年もっとも愛に溢れた仕事だったと自分では思っている。


──以上。2020年に書いた中で、特に印象に残っている記事をご紹介させていただいた。新型コロナのバカ野郎のせいで実現しなかった企画も相当数あったが、出前機やマスクの記事などは、コロナがなかったら絶対に生まれなかったはずなので物は考えようである。と、最後くらいはポジティブに締めくくることにしたい。

・感謝を込めて

妻子持ちのイイ大人であるにもかかわらず、こんな感じで基本フザけていられるのはすべて読者の皆様の応援のおかげです。本当に本当に本当にありがとうございます! これからも読者第一主義で全力で頑張って参りますので、来年は今年の1000倍応援してください。よろしくお願いします。それでは良いお年を。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.