現在、日本を席巻している『鬼滅の刃』。劇場版に感動しすぎて、私(中澤)は煉獄さんカットにしてしまったほどだ。さらに、暇さえあれば「鬼滅の刃」でググるのが趣味である。

そんな鬼滅クルージングをアメリカのAmazonでやってみたところ、鬼滅の刃のぬり絵がヒット。販売ページには表紙しか載っていないのだが、表紙絵はなんかアメコミっぽい。気になったので買ってみた。

・アメリカAmazonの配送

価格は7.99ドル(約830円)。配送料は10.48ドル(約1090円)で11月25日に注文したら12月11日に届いた。梱包は普通に袋。ギターエフェクターを購入した際も袋で届いたので、向こうのAmazonはどうやらこれがデフォルトのようである。


日本だと、これで本に折り目が少しでも入ってたら非難の的になりそうだがさすがアメリカ。そして、予想通り、パッケージを開けてみると表紙には折り目のような皺が入っていた。

アメリカだから仕方ない


まあ、私も別にそんなこと気にする派ではないし。さて置き、実物を見てもやはり表紙絵はアメコミっぽい。特に禰豆子の目の小ささや、炭治郎の手の皺などはリアルだ。この辺に日本人とのデフォルメ感覚の違いを感じる。

・中身を見てみた

これは中身にも期待が持てそうだ。カモン! アメコミ鬼滅の刃!! ワクワクしながら開いてみたところ……


めちゃめちゃ日本人の絵だ……


っていうか、鬼滅の刃そのままじゃね?


っていうか、解像度がやたら低いのはなぜだァァァアアア

色んな意味でとんでもないブツだった。クオリティー低い同人誌が跋扈していた20年前の大阪・日本橋でも、これほどのものに出会ったことはない

・魔境

2020年12月11日現在、アメリカAmazonで「Demon Slayer Coloring Book」と検索するとズラーッと商品が表示される。もちろん、全てが上記のようなものかは分からないが、光が強ければその分影も濃くなる。『鬼滅の刃』はアメリカで魔境を爆誕させているのかもしれない。

参照元:アメリカAmazon「Demon Slayer Coloring Book
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.