再び新型コロナウイルスの感染が拡大する最中、東京・新大久保のマスク販売事情を確かめたところ、第1波の頃と比べて使い捨てマスクを販売しているお店は少なくなっていた。以前は1箱(50枚入り)3000円くらいで販売していたのだが、現在(2020年11月)は1箱税別500円以下まで価格が下落している。JR中野駅周辺では1箱税別290円というお店まであった。

マスク価格について調べていたところ、浅草橋ではさらに安い価格でマスクを販売していることがわかった。実際に販売しているお店に行ってみると……。安っ! これは都内でもトップクラスに安いのでは!?

・1箱50枚5セット1000円!

激安マスクに関する情報は、おばけ探知機「ばけたん」の販売を行う株式会社ソリッドアライアンスのTwitter投稿で得た。同社のアカウントによると、浅草橋に激安でマスクを販売するお店があるらしい。



お店の情報が詳しく書かれていなかったが、JR浅草橋駅東口を出るとすぐそこにあった。マジで50枚5セット税別1000円で売ってるじゃないか!


「只今入荷待ち!」って書いてあるけど、めっちゃ売ってる!!


にわかには信じがたかった。価格の書き間違いかな? とも思ったが、1袋レジに持っていくと「1100円です」というから本当だった。5セット税別1000円、こんなに安くていいのか? だって、今年の春先には1箱3000円で売ってたんだぞ? 信じられない……


・今後はさらに値下がりするのか?

持ち帰って袋から取り出すと、たしかに50枚入りの箱マスク「三層構造不織布マスク」が5箱入っている。250枚のマスクがここにある!


これが半年前にフリマアプリで高値で販売していたと思うと、なんとも言えない気持ちになるな……。


マスクの製造国は中国で、販売元は埼玉県の海納合同会社だ。非医療用マスクで花粉やほこりが効果対象となっている。


まさかここまで価格が下がるとは思ってもみなかった。そのうち1箱100円くらいになっても不思議ではない。いずれにしても、感染拡大の勢いが増しているので外出時はマスクを着用しよう。電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、駅や商業施設などを出入りする際は、できるだけマスクを外さずに過ごすように心がけよう。

いつになったらマスクを着けずに出かけられる日が来るのやら……。今しばらくマスクのお世話になるしかないようだ。

参照元:Twitter @solidallianceJP
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24