マフラー交換」といえば、バイクカスタムの定番だ。パワー、サウンド、デザインを同時にグレードアップできる重要なパーツである。迫力のある重低音を響かせることで、圧倒的な存在感を放つことが可能。耳だけでなく全身でマフラー音を感じたい。

ということで、私の相棒であるママチャリにもマフラーを取り付けてみたところ……腹に響くワイルドなサウンド、ルックス、やっぱりどれをとっても最高過ぎた。周りから一目置かれること間違いなしの自転車専用マフラー、詳しく紹介したい!

・自転車マフラー

Amazonで購入したのは、1929円の自転車マフラー。取り付けが簡単なうえに、けっこう本格的な排気音が出ると評判のアイテムだ。

なんでもスピードに合わせてバイクを運転しているかのような音が出るらしい。クックック……ママチャリが生まれ変わるぜ

それではさっそく説明書を見ながら組み立てていくぞ。まずは「チェーンステー」と呼ばれる場所にクランプを取り付ける。いわゆる土台となる部分だから、専用工具を使ってギチギチに固定しておこう。

そんで、このクランプに野太いマフラーを差し込めば……ルックス的には完成。ただし、このまま走っても音は出ない。当然だ。マフラー自体は「プラスチック製のバット」みたいなもの。ただの飾りだ。とりあえずステッカーを貼ってオーラを醸し出しておく。

・サウンドカードを差し込む

では一体、どんな仕組みでマフラー音が出るのかというと、実は「サウンドカード」なる付属品に秘密が隠されている。

カードをクランプに挿入して自転車をこぐと……車輪のスポークがカードを弾き、切れのあるレーシーなサウンドが鳴り響くのだ! バリバリバリバリッ!!

サウンドカードは6枚(3種類×2)入っているから、その日の気分で変えてみてもいいだろう。どれもスピードを出せば出すほど音はデカくなるぞ。違いはよく分からなかったけどな! ってか、原始的過ぎてビビる。

一応、ママチャリを過度に改造するとヤンキーの餌食になる可能性が高い……気がするから、トラブルを防止するために、基本的にはサウンドカードを抜いて使用することをオススメする。改造はあくまで自己責任だぞ。

なお、対象となるのは「16~22インチの自転車」とのこと。それにしても、ただの「カードが弾かれる音」が、本当にバイクみたいに聞こえるから不思議だ。マフラー音に憧れる方は、ぜひ1度試してみてほしい。というわけで、ママチャリの改造はまだまだ続きます……。

参考リンク:Amazon「自転車マフラー」
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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