「エディブルフラワー(edible flower)」をご存知だろうか? これは食用花のことで、日本では刺身に添えられる食菊や、塩漬けにした桜の花がその代表にあたる。さて、そんなエディブルフラワーを使った焼きドーナツのお店があるので紹介したい。

その見た目はインスタ映え間違いなし。そして見た目が華やかなだけでなく、ドーナツには保存料や白砂糖を使っていないという。つまり、可愛らしく、身体にも優しいドーナツだ。

・通販でも販売している

お花の焼きドーナツを販売しているのは、東京・高円寺の「gmgm(グムグム)」というお店。


JR高円寺駅の南側を高架沿いに阿佐ヶ谷方面に向かって歩くと、「お花の焼きドーナツ専門店」の立て看板を見つけられるはずだ。ちなみにお店の公式Instagramによると、営業日は金土日のみ、12時から19時となっている。現在(2020年7月)、新型コロナの影響で営業時間が変わる場合があるから、あらかじめ注意して欲しい。


時間が合わなくてお店に行けない方や、遠方で買いに行けないという方もご安心を。このお店はオンラインショップで通販も行っている。こちらでセット、および単品での購入も可能だ。ただし同じく新型コロナの影響で、郵送に遅れが生じているようだ。その場合、賞味期限(通常5日)が短くなる場合があるので注意して欲しい。


・とても華やか

私(佐藤)は週末にお店を訪ね、4個のドーナツを購入して帰った。ドーナツは種類を問わず1個税別455円。通販の場合は1個税別463円となっている。1つひとつ小箱に入っており、上のフィルムから中のドーナツを見ることができる。この入れ物も可愛らしい。


開封して4個のドーナツを器に並べると、それだけでテーブルの上がとても華やかになった。上品な茶器と合わせれば、さらに雰囲気が出るに違いない。それはさておき、購入したのは以下の4個だ。


クリームチーズいちご × サフラワー


バナナナッツ × ビオラ


アールグレイ × ローズ


キャラメルピーチ × カモミール


実際に食べてみると、見た目はとても甘味が強そうに見えるのだが、かなりあっさりとしていてクドさがまったくない。それぞれの味に添えられた花の香りがして、とても優雅な気持ちになった。電子レンジで1個あたり10秒ほど温めると、さらに美味しくなるそうだ。


なお、私がお店を訪れた時は、上に挙げたもの以外にも「アンチョビトマト × バジル」や「生ハムいちじく × ローズマリー」など、甘くないドーナツも取り扱っていた。また、イートインのみの冷たいお花のドーナツ(花を入れた透明ゼリー)の販売も。

近くに足を運んだ際は、立ち寄ってみてはいかがだろうか。その際、あらかじめお店のホームページを確認することをオススメする。


・今回訪問した店舗の情報

店名 お花の焼きドーナツ専門店「gmgm(グムグム)」
住所 東京都杉並区高円寺南3-60-10​
営業日 金・土・日曜日
営業時間 12:00~19:00
※通販は「オンラインショップ」にて行っている

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼イートインのみの冷たいお花のドーナツ