わらび餅は飲み物である。誇張でも何でもない。スタバのドリンクにトッピングされた「わらび餅」は余裕で飲める。チュルチュルチュルチュルと。それが実に心地いい。最初は「試してみるか」くらいの軽い気持ちでも、ストローに吸い付いているうちに……

「わらび餅よ、もっと来い! もっとーーーー! もっとーーーーー! もっとーーーーーーーーーーーーー!!!!

……となるほどハマってしまったので、スタバの「わらび餅」について紹介したい。

・100円で出来るトッピング

現在、スタバの全店舗で「わらび餅」を冷たいドリンクにトッピング出来る。価格は100円(税抜)。この値段を考えると、「わらび餅」はスタバの中でかなりコスパが優秀かと思う。


というのも、量が結構あるからだ。ストローから吸った感触としては、デザートとして成立するほど……と言われても分かりにくいだろう。わらび餅だけを別容器に分けて提供してくれたら一目瞭然なのだが、問い合わせたらそれは不可らしい。

「わらび餅」は、必ずドリンクに入った状態で提供されるとのこと。そこで……! ドリンク(スターバックスラテ / トール)をわらび餅トッピング&氷ナシで注文し、別途ザルとボウルを用意。


持ち帰ったドリンクを飲む前に、「わらび餅」だけザルにあげて重さを確かめてみた。すると……


80グラム


・セブンの商品と比べたら

参考までにお伝えすると、セブンイレブンの『黒糖わらび』が53gで値段は税込105円。つまり、セブンイレブンの『黒糖わらび』と比べたら、スタバの「わらび餅」は量が1.5倍ほどあるのに値段はほぼ同じということになる。

これで味が悪かったらコスパが良いとは言えないが、そこは「さすがスタバ」と言いたくなるクオリティ。チュルチュル系の食感で、中毒性高めである。味、ボリュームともに隙は無い。


・終わりはいつ?

ただし、スタバの『わらび餅』は期間限定のカスタマイズなのだ。残念! 当然いつか終わりが来るわけだが、結論から言うと終了時期は未定。私がスタバに問い合わせたら、スタッフの方がそう言ってた。

出来れば長く続いて欲しいが、もしかしたらサクっと終わるかもしれない。

・「わらび餅」に合うドリンクは?

限られた期間のカスタマイズだから、「わらび餅」を存分に味わいたいところ。そうなると必然的に合わせるドリンクが重要になってくる。一体何がベストなのか? その点に関して、私がよく行く店舗のスタッフに聞いたところ、


「わらび餅は特に『シェイクン抹茶ティーラテ』や『シェイクンほうじ茶ティーラテ』に合いますよ。あと、抹茶クリームフラペチーノのように “和” のドリンクには基本的に何でも合いますかね」



──とのことなので、ご参考までに。

他にも「わらび餅」と相性の良いドリンクはあるだろうから、各自お店のスタッフに聞くなり、自分で開発するなりしてみてほしい。

そして、自分で合うドリンクを見つけるレベルになったら、あなたはきっと中毒者。その時には、「もっとーーーー! もっとーーーーー! もっとーーーーーーーーーーーーー!!!!」と心の中で叫びながらストローを吸っている……はずだ。

参考リンク:Twitter @Starbucks_J、セブンイレブン「黒糖わらび」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼公式Twitterアカウントも『シェイクン抹茶ティーラテ』と『シェイクンほうじ茶ティーラテ』にわらび餅をトッピングするのはオススメらしい。

▼計測。ザルとボウルだけで85グラムあったので、その重さを差し引くようにスケールを設定し……

▼ドリンクを全て流し込む

▼アイスラテだけはもう一度カップに戻し……

▼わらび餅だけをスケールに乗せたら、先の述べたように80グラム。人が提供するものだから、当然ドリンクによって誤差はあるだろうが……トッピングにしては結構な量ではないだろうか?

▼ちなみに、ストローはそこまで太くない。ここから幸福が流れ込んでくる

▼余談だが、試した日に自粛警察(マスク警察)に遭遇した

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]