どうやら今年は「レモネードブーム」らしい。近年のレモンサワーブームに後押しされる形で、コーヒーチェーンがレモネード商品を投入している。スターバックスもそのひとつで、すでにお伝えしたように「コールドブリューコーヒーフローズンレモネード」はコーヒー抜きでオーダーしても絶品だった。

では、他のチェーンのレモネード系ドリンクはどうなのだろう? 折しも2020年7月16日よりドトールコーヒーがレモネード商品を販売開始したので、「コーヒー抜きで下さい」とお願いしてみたぞ!

・コーヒー抜きでも値段は一緒

ドトールコーヒーが販売開始したレモネード商品は、コーヒーレモネードソーダとティーレモネードソーダ。どちらもMサイズのみで、店内飲食だと税込340円だ(テイクアウトは税込334円)。さて、実際にカウンターで注文してみよう。

「コーヒーレモネードソーダをコーヒー抜きでください!」というと、お店の人は一瞬「え?」というような顔をしたのちに、「コーヒー抜きでもお値段一緒ですけど」という。すかさず私(佐藤)は「それでお願いします」と答えた。そうして出てきたのがコレ。



レモネードだ。


褐色のコーヒー不在の飲み物は、清々しいほどにレモネードである。全体の8割程度が泡を帯びた透明の液体で、カップの下には黄色の液体が沈殿している。これか、これがレモネードか。


フタを外せば、炭酸の泡が弾けて柑橘系の香気がフワっと立ち上がる。目が覚めるような爽やかな香りだ。


・強炭酸と甘いシロップ

ひと口飲むと、炭酸強めのソーダの味が舌先を刺激する。お、これは割とパンチの効いた味かも? そんな風に思いながら、ストローで全体をかき混ぜたら変化が。


サッパリとした味になった。下に沈殿しているレモネードのシロップはかなり甘めだったのだが、混ぜることで強炭酸の刺激と程よく調和したようだ。スタバのコーヒー抜きも良かったが、ドトールのコーヒー抜きもかなり良い。

とにかく、これから夏は本番を迎える。暑さ対策に、熱中症予防に、コーヒー抜きのレモネードはいかがだろうか?

参考リンク:ドトールコーヒー ニュースリリース
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24