「マスクは顔のパンツである」。私(佐藤)は勝手にそう考えている。しかし一般的に販売されているものは、華やかさというか可愛らしさというか、シンプルなものばかりでオシャレに着こなす(着けこなす?)のが難しい。

私と同じようにオシャレにパンツ……じゃなかった、マスクを着こなしたいという人に、良さそうなブランドを紹介したい。ファッションマスクに特化した「MASK WEAR TOKYO」は、2020年6月18日に通販サイトをオープンした。それに合わせ、期間限定で新宿と渋谷にポップアップストアを展開している。

・メガネ屋のような雰囲気

私が訪ねたのは、東京・渋谷109に18~28日の期間限定で登場したポップアップストアだ。新宿マルイアネックスには18~24日の期間限定で出店している。


店構えは衛生商品を扱っているというよりも、メガネ屋に近い雰囲気。首人形にマスクを着用しており、着けた時の雰囲気がわかるようになっている。SNSで活躍するクリエイター100人のデザインを採用しているとのことで、その種類は豊富。薬局で見かける類のものとはひと味もふた味も違う。


・1枚3000円の高級マスク

口面にシルクを使用しているとのことで、お値段はちょっとお高め。私が購入したのは、表にトラをあしらったもの(tora / tiger)と、東京の風景写真(somewhere in tokyo)をモノトーンにしたものだ。トラが税別3300円で、風景写真が税別3000円となっている。


最初に述べたように、マスクは顔のパンツ。そう思えば、良いパンツを買ったと思えば値段にも納得。実際に着けてみると、口の当たりはとてもなめらか。さすがシルクを使っているだけある。私はヒゲが伸びすぎているので、下からヒゲがはみ出してしまっているが、口全体を覆うのには遜色ない。



・ファッションアイテムと化している

マスクに3000円は高いと思う人もいるだろう。たとえパンツ的なものと言っても、まあ実際は高い。しかしこのコロナ禍で、マスクに対する考え方が変わったという人も多いと思う。単に消耗品としてではなく、繰り返し使いたい。好きなデザインのものを自分で作りたい。ファッションの一部としてマスクを考える流れは、ある意味自然と言えるだろう。

マスクそのものもさることながら商品の包装にも凝っていて、ポップアップストアで購入すると、箱詰めで手提げ袋に入れてもらえる。なんだか本当にファッションアイテムを買った気分だ。



なお、洗濯は中性洗剤を使用して優しく手洗いし、日陰干しするとのことである。よそでは手に入らない個性的なパンツ……じゃなくて、マスクを見つけて長く大事に使いたいものだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 MASK WEAR TOKYO(期間限定ポップアップストア)
住所 東京都渋谷区道玄坂2丁目29-1 渋谷109 8階
営業時間 11:00〜19:00
※ 2020年6月18日~28日までの期間限定 出店

参考リンク:MASK WEAR TOKYO
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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