非常に残念なのだが、この楽しい「在宅検証」シリーズがそろそろ終わりを迎えようとしている。緊急事態宣言が解除された今、当編集部でも在宅と出社を適宜切り替えながら、以前に近い形での就労環境に戻そうということになっているからだ。

なので、ひょっとすると家でノビノビ遊んでいられるのも今回が最後になるかもしれない。一部のファンの間で絶大な支持を得ていた、この人気シリーズが……。仕方ない、今後は新しい遊びを考えよう。

ということで、今回もやってやったぞ! 半分だけ服を着ていない、「貧(びん)ぼっちゃま」スタイルでのオンラインミーティング参加を。はたして誰か気づくのか?

・半分しか着てない

貧ぼっちゃまとは、1980年代から月刊コロコロコミックで連載していたギャグ漫画『おぼっちゃまくん』の登場キャラクター(貧保耐三:びんぼたいぞう)である。金持ちのおぼっちゃまくん(御坊茶魔:おぼうちゃま)とは真逆の境遇にある、超貧乏な家庭で暮らしている。一見スーツを着ているように見えるのだが、実は前だけで後ろは裸というのが貧ぼっちゃまスタイルだ。


つまり、表だけ着ているように見えればいい! まさにオンラインミーティング向きの服装じゃないか。ということで、着古してそろそろ買い替えようと思っていたタンクトップとステテコを準備。


それぞれ背面をカット。首元と腰元を切ると着た時の落ち着きが悪くなるので、自然になるように切り方を工夫した。



実際に着てみたところ、前から見たらとても自然だ。ステテコが末広がりでちょっと袴のような感じになってるけど、おかしな感じはしない。


しかし後ろを見ると……



!!!!!!!! 裸(ら) !!!!!!!!


安心してください、(パンツ)はいてませんよ!


・30分のミーティング

ということで、貧ぼっちゃまスタイルでミーティングスタート。


じっとしている限りバレない。バレるはずがない。本意としては、ちょっと動いたりして参加メンバーに違和感を与えたかったが、動きすぎるとポロリしてしまう可能性がある。したがって、座ったままで約30分のミーティングが終了。誰ひとりとして、私の姿に疑いをかけることはなかった。


ということで、この在宅勤務期間の “オンラインミーティング遊び” はこれで一旦終了となりそうだ。まだまだ遊んでいたかったんだけどな~、残念。また新しい遊びを思いついたら、みんなにもお伝えしよう。ほんじゃまた!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24