スパ! いや〜、うまかった! ひさびさ!! ひさびさに「牛」、いきました。まるまる1頭、食べました! 村のみんなで分け合って、ありがたく「命」をいただきました!

日本からゴー(羽鳥)が来た時はヤギを1頭シメたけど、この日は牛。どっちが豪華かっつったら、やっぱり牛。なにせ牛は財産だからね。ヤギも財産だけど、牛のほうがランクは上よ。

どうやって調理したのかは、まぁ〜、記事下に掲載する写真の流れの通りだな。牛をつかまえたところから調理するまで、あますことなく掲載してみた。やってることは、ヤギの時と同じだよ。

なお、普段スーパーとかで肉を買って食べてるくせに「かわいそう」とか言う人もいるかもしれないから、写真は最後にまとめて載せることにするね。でも、肉を食べるってことは、そして命をいただくってことは、こういうことなんだよ。


・序盤はスピード命

とにもかくにも、生きたまま牛を捕まえてきて素早く解体。この時、新鮮な状態で「生き血」を飲んで、「内臓(モツ)」も食べる。素早くだ。時間が経つと臭くなるから、ここは素早く。モタモタするな。ここ、一番うまいから。

あとは肉を様々な部位に分ける。「焼く用」と「干す用」と「スープにする用」の3種類だな。ここまでできたら焼いたり煮込んだりして、あとは おいしく食べるだけ〜〜〜! この場にいる人だけじゃなく、村のみんなにも分け与える。みんなで、ありがたく、いただくんだ。

ちなみに牛のスープは「薬膳スープ」になる。ごぞんじ「オルマメ(ormame)」っていうやくそうと、「オチュライ(ochurai)」ってやくそう、2種類入れる。美味いし、健康になるし、最高のスープだぞ〜っ! ゴーが次に村に来た時は、ヤギじゃなくて牛をごちそうするって約束した。はやく食わせたいな。では、オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼まずは牛さんをつかまえてくる。

【ここから先は、人によってはグロいと思うかもしれないから、いちおう閲覧注意としておくよ。見たい人だけが見ればいい】

閲覧注意

▼まずは生き血を飲んだり、内臓とかを取り出していく。

▼生き血の飲み方についてはこちらの記事を参照のこと


▼そんで、皮をはいだりする。丁寧に、丁寧に……

▼分類できた!

▼この骨んとこが美味いんだよなぁ〜。なお、脂は脂でとっておく。

▼左側に注目。木の枝を十字にして、バーベキューのスタンバイ完了だ。

▼焼きまーす!

▼もう絶対に美味いっしょコレ。

▼こちらは牛の薬膳スープ!

▼ここは「干し肉」のゾーンね。

▼干し肉のそばで、見張っています。

▼みんなウキウキだぞ〜!

▼夜になっても、まだ干すぞ。見張ってないと、食われちゃうからな!

▼なんか質問あったらリクエストボックスから気軽に送ってきてくれよな!