エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! と思ったけど……いや全然久しぶりじゃねーぞ! 昨日マツキヨの『エナジーグミ』の記事で会ったばっかじゃないか!! おい忘れんな!

それはさておき、今日も今日とて新たなエナドリが登場してしまったので俺も忙しいんだ。本日2020年5月12日に発売された『ZONe(ゾーン)』は、“超没入エナジードリンク” を謳う話題の新商品である。とりあえず手に取ったみたところ、その圧倒的なエナジーオーラに思わず震えが走った。やべぇぞコイツ……。

・新たなエナドリ

そもそも名前からして普通のエナドリとは様子が異なるから気を付けろ。この黒き缶の正式名称は『ZONe Ver.1.0.0』。繰り返す、『Ver.1.0.0』である。何だそのカッコイイ響き。実は去年、アマゾン先行で『β Ver.0.8.5』というベータ版が発売されており、『Ver.1.0.0』はその改良型なのだ。

・ただ者ではない

手に取るとズッシリした重みが伝わってくるが、それもそのはず。『ZONe』はエナドリとしては大容量の500mlである。シンプルながらメタリックなデザインが激しくクールで、俺が行ったコンビニのエナドリコーナーなんて、めっちゃ尖った転校生が教室に入って来たみたいな感じでザワついてたぞ。

同時に発売された赤い缶に至っては、名前が『ZONe FIREWALL Ver.1.0.0』だからな。いや『FIREWALL』て! これはファイヤーウォール味ってことでいいんだろうか? どんな味だ? もしかするとだが、けっこう面倒臭いタイプの転校生かもしれん……。


と思いきや! 


値段を見てびっくらこいちゃった。500ml缶なのに、なんと税込206円なのだ。安ッ!! ちなみにモンスターエナジーは355mlで税込206円なので、これは実質的なジェネリックモンエナと言っても過言ではないだろう。ジェネモンだ、ジェネモン。

・ウマいのか?

さあ肝心の味についてが、黒い『Ver.1.0.0』はいかにもエナドリな濃いイエローで、口に含むとわざとらしいまでに強いエナドリ香が鼻を抜けていく。若干の酸味を帯びた、モンスターエナジー直系の王道フレーバーだ。炭酸がだいぶ弱めなのが気になるところだが、かなりウマい部類のエナドリと言っていいんじゃないか。

一方、赤の『FIREWALL Ver.1.0.0』。ファイヤーウォールってどんな味なんだろうと思ったら……うむ、メロンソーダだな。色もメロンソーダだ。なんつーかメロンソーダに薬を混ぜたようなケミカルな味である。好みによると思うけど……うーーん。俺だったら黒い缶を選ぶかな。

・意外と優しい

というワケで、意外とコスパも優秀だった『ZONe』。尖っているかと思いきや、けっこう真面目な優等生だったようだ。……おっと俺としたことが、エナジーサーチを忘れていたぞ。※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!


えーと何々? ほう、ぶどう糖が入ってるのか。アルギニンが1本当たり750mgということは、100ml当たり150mgだから……モンエナより多いじゃないか(モンエナは100ml当たり125mg)。やるじゃん! で、一番重要なカフェイン量はというと……


1本当たり……75mg?


・思った以上に少量

いや少ねェェェェェエエエエエ! 100ml当たり15mgしか入ってねーじゃねーか!! これは一般的なエナドリの半分以下の量である。酒で例えるなら『ほろよい』だ。もちろん『ほろよい』も悪くはないが……俺ぁエナジーマンだぜ? 『ストロングゼロ』や。黙って『ストロングゼロ』持ってこんかい。

・喝

100ml当たり32mgとかならまだしも、エナドリで15mgはちょっとなぁ……。デザイン、味、コスパ、どれも優れていたが、エナジーマンとしては一言物申しておきたいところである。もちろんカフェインをそこまで欲していない人もいると思うので、このあたりは自分が何を求めるかで選択してほしい。

本来ならここで初代エナジーマンGO羽鳥の代理・メカ羽鳥くんにも飲んでもらうところだが……まあ昨日も呼んだしいっか。というワケで今回はここまで! 次はどんなエナドリに会えるかな? ではまた会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:ZONe
Report:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

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▼『FIREWALL Ver.1.0.0』の成分表示。アルギニン量など『Ver.1.0.0』と若干異なる。

▼参考までにモンスターエナジーの成分表示。