日清のカップ麺うどんと聞くと、どん兵衛をすぐに思い浮かべる人は多いだろう。そしてどん兵衛を象徴する商品といえば きつねうどんだ。同社において、きつねうどんは他に必要ないはず……。

と思っていたら、他にもきつねうどんが存在した。私(佐藤)が見つけたのは「日清 デカうま きつねうどん」なる商品だ。なぜ日清はどん兵衛の対抗馬を市場に送り込んだのだろうか。どうしても気になって仕方ない! 疑問を確かめるため食べ比べてみることにした!

・日清デカうまきつねうどん

私はこの商品を最寄りのスーパーで見つけた。棚に「日清」と「きつねうどん」の2文字が並んでおり、どん兵衛かと思ったらそうでないことに驚いた。私にとってカルチャーショック! これは買わずにはいられない!!

帰宅後、いろいろと調べてみたところ、デカうまは2018年2月に販売開始となっていた。ちなみにきつねうどんは、他にも「日清御膳 きつねうどん」なんて商品もあるらしい。どうやら日清の製品の中にもブランドがあるようだ。奥深いなぁ〜、日清!


・中身を比較

それでは購入した2つの中身を見てみよう。まずはどん兵衛を開封。中には大きなお揚げと液体スープが入っている。


対するデカうま。こちらはお揚げのサイズ、麺の量がどん兵衛と異なる。さらにスープは粉末だ。なるほど、開けてみると同じきつねうどんでもまったく違う。


・お揚げと麺

続いてはお揚げのサイズを比べてみよう。2つを並べると、どん兵衛の方が圧倒的にデカい。サイズ感としては2倍の差があるだろうか。


そして麺を比較。麺はデカうまの方に分がある。どん兵衛の74gに対し、90gはダテじゃない。


・実食比較

作り方はいずれも熱湯を注いで5分待つ。どん兵衛は後入れの液体スープ、デカうまは先入れの粉末スープだ。現在、どん兵衛は粉末タイプも売っているが、2008年に東日本限定で販売した「液体つゆ仕上げ」あたりから液体スープが主流になったように覚えている。

ともあれ実食! まずはどん兵衛。お揚げはカップの中身を覆い尽くすほどデカい。これぞどん兵衛だ!


麺はつるりとしていて、つゆは醤油ベースの甘め。口に馴染んだ落ち着く味だ。


一方のデカうまは、フタを開けると少し寂しい印象を受ける。やはりどん兵衛のお揚げの視覚インパクトは強い。


箸でお揚げをつまむと、さらにわびしい気分になる。お揚げがメインではないから仕方ないか……。


麺はどん兵衛に比べると、口当たりがやや固めだ。その分、量でカバーしている印象を受ける。やはり90gはダテじゃない。

コレを食べる瞬間、ふいに昔のどん兵衛のことを思い出した。初めて食べる商品なのに、どこか懐かしい……。粉末スープの出汁の香りが、昔のどん兵衛を想起させたのだろう。私はすっかり液体に慣れてしまったが、粉末もいいもんだよなぁ〜。

そうだそうだ、大事なことを忘れるところだった。デカうまの希望小売価格は税別130円で、対するどん兵衛は193円……って待てよ。

ひょ、ひょっとして……これって質と量に差をつけて……!?


なんて一瞬は思ったりもしたが、腹いっぱいで面倒になり、次の瞬間には違うことを考えていた。きっと日清は私に想像もできないような視点から世の中を見ているのだろう。ただ、せっかくなのであえてこの2つの商品をジャッジするとしたら、判定は……


ドロー!


引き分けである。味はどん兵衛に軍配が上がるが、食べ応えだと断然デカうまだ。そりゃ量が入っていればそうなるだろっていうツッコミはおいといて、安い値段でがっつり食いたい人にはデカうまをオススメしたい。それにしても、久しぶりに食べた粉末スープはよかったなぁ〜。

参照元:日清食品
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24