近年はスマホの性能向上が目覚ましい。通信性能もさることながら、カメラ機能は想像を超えるスピードで進化している。ひと昔前ならデジタルカメラに遠く及ぶなかったのだが、今では誰でもカンタンにキレイな写真を撮影できる。とはいえ、所詮スマホである。「プロ並みの写真が撮れる」とどれだけ謳ったところで、やはりプロには勝てないはず

そこで実際に私(佐藤)のポールダンスの練習風景をプロに撮影してもらったところ、ダイナミックで迫力のある写真を撮影してもらうことができた! これがプロか!! プロの撮る写真なのか!

・プロに撮影して欲しい

今回撮影をお願いしたのは、プロの写真家アサイミナさんだ。彼女はバンドのライブやイベントの撮影を中心に、雑誌や広告などさまざまな分野の仕事を請け負っている。縁あって、彼女に撮影をお願いすることになった。実は私は、かねてからプロフィール写真をプロにお願いしたいと考えていた。


というのも、ポールダンスをやるようになって、もうすぐ3年が経とうとしている。だが、ポール用のプロフィール写真はまともなものが1枚もない。しかも普段からロクな写真を撮っていない。近頃は半裸で撮影することさえある。


1回くらいまともに撮影してもらいたい! そう思い、彼女にお願いしたのである。


・プロに撮影してもらった結果!

撮影は、私が日頃お世話になっているポールスタジオで行った。ちなみに都内のポールレッスンスタジオでは、個人練習向けにスタジオの貸し切りレンタルを行っている。朝8時から3時間予約し、段取り等も含めて都合1時間みっちり撮影して頂いた。


彼女はフラッシュにカラーフィルムを貼り付けた「カラーストロボ」で、私を撮影したいと希望していた。私は専門的なことはまったくわからないので、すべて彼女におまかせして、出来る技を順番に実践するだけ。途中休憩をはさみながら、約1時間撮影。


撮影データ(RAWデータ)は彼女の手によって現像・レタッチ等を施され、その日の夜には私の手元に届いた。さて、一体どんな写真が撮れたのだろうか? 出来上がった画像はこれだ!




プロってすげええええええええええええええ!


当たり前だけど、やっぱりプロの写真はすげええええ!!


「キモイ」とか「汚い」とか「生理的に受け付けない」とか、びっくりするほど辛辣な言葉を投げかけられる、そこらへんのオッサンの私が、まるでスターじゃないか! あえて自分で言おう!


俺、カッコイイ!!




私は1時間の撮影ですっかりヘトヘトに疲れてしまい、最後の方はまともに技を決めることができなくなっていた。それでもプロの腕にかかると、ダイナミックな写真に仕上がる。きっと素人なら、派手な動きでも地味な画になってしまうところを、プロは地味な動きでさえも、臨場感のあるものにしてしまう。我ながら惚れ惚れしてしまう(ウットリ)。

ただ突っ立っているだけでも、画に緊張感が生まれる!



どれだけスマホの技術が進化しても、プロカメラマンには到底勝てない。機械的な技術だけでは、プロフェッショナルの「腕」までは、作り出せないはずだ。


撮影:アサイミナ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24